公開日時:2025年3月23日23時31分
【総評】
投資主体別売買状況・現先合算(3月2週)-海外が売り越し 個人も売り越し
3月第2週(3/10~3/14)現物・先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が4週連続の売り越し(-5,400億円)、個人は2週連続の売り越し(‐2,900億円)。
同週の日経平均はメジャーSQ週で乱高下したものの週間では上昇。海外投資家は現物を売り越し(-8,100億円)、先物は買い越し(+2,700億円)。
海外は現物は大きな売りに見えるが、自己と見合いのかたちであり、SQに絡むポジション異動の可能性が高い。
【1】現在進行中のインデックスイベント
【2】今後のインデックスイベント
【3】スケジュール一覧
【1】現在進行中のインデックスイベント
- 配当再投資先物買い(3/27)
日経平均型、加重型の合計で約2兆円の先物買い需要を見込む。
日経平均 想定配当落ち307円 配当金額2,800億円
TOPIX 想定配当落ち30pt 配当金額1兆2,700億円
MSCI 配当金額3,800億円
- TOPIX_3月リバランス(3/28)
2月リバランスと同様に、売り主体のリバランス。片側約1,000億円、買い方向はTOPOIX先物が中心となろう。
主な売り方向銘柄は、三井住友、富士ソフト(TOB)、アシックス、HOYA、ネクソンなど。
【以降、会員様向け情報です】