公開日時:2024年12月20日19時07分
ドル円が157円を超えてきますと為替介入が気になり始めますし、いずれにせよこのレベルでは円安メリットよりは”悪い円安”が意識されるところでもあります。
クリスマス休暇前に海外機関投資家がリスクを落とす売りを出していたということもあり、日経平均は-0.3%、TOPIXは-0.4%と小幅続落となりました。
円金利低下により不動産株が買われ銀行が売られました。円安で自動車株が買われました。
ソニーがKADOKAWAに対し、TOBではなく第三者割り当て増資引き受けを行うとの発表により、KADOKAWAは-16.0%とストップ安しました。
グロース250指数も-0.9%と続落しました。
バイオ系、材料株系、主力株といったカテゴリーの中で大きく上昇する銘柄と大きく下落する銘柄に分かれ、いつも以上に難しい市場環境でした。
先週火曜日から注目しているハーモニック・ドライブはじんわりと上昇を続けていて、まだ引っ張れそうですね。
国内証券がアウトパフォームに新規格付けした新日本科学も化けそうで面白そうです。
来週は参加者が減りますし、税金対策の損出しの売りも出そうですが、下げれば来年にむけて買いのチャンスでもあります。
日経平均38,000円、グロース250指数で600ptは堅いと見て、下がったら買いのスタンスで臨むところと考えています。