公開日時:2024年12月15日15時59分
【総評】
投資主体別売買状況・現先合算(12月1週)-日経平均堅調のなか海外買い越し 個人は売り越し
12月第1週(12/2~12/6)現先合算の投資主体別売買は、海外が3週ぶりの買い越し(+5,700億円)、個人は4週ぶりの売り越し(-5,700億円)。
同週の日経平均は堅調。半導体規制に関する報道が伝わり、半導体株買いから上げ幅が700円を超える日もみられた。
週間では883円の上昇となるなか、海外投資家は現物(+1,200億円)、先物(+4,400億円)ともに大幅な買い越し。
個人は現物(‐4,800億円)、先物(-800億円)ともに売り越した。配当金支払いの影響に関しては、個人では次週からとなっていると思われる。
信託銀は配当再投資の際の先物買いポジションを解消し、現物に振り替える動きがみられた。
尚、GPIFがウエイトを引き上げるような動きは観測されなかった。
【1】現在進行中のインデックスイベント
【2】今後のインデックスイベント
【3】スケジュール一覧
【1】現在進行中のインデックスイベント
- TOPIX_12月リバランス(実施12/27)
年内最後のイベントとなる。
自社株消却が大きく、売り方向2千億円、買い方向は新規採用のダブルエー(7683)60万株と見合いのTOPIX型の買い。
カレンダー的に市場参加者が非常に少ないことが想定されており、イベントが素直にワークしそうだ。
【以降、会員様向け情報です】