公開日時:2023年8月8日15時41分
日経平均、TOPIXは小幅プラス、東証マザーズ指数はやや大きくマイナスと、大型株と中小型株で対照的なパフォーマンスとなった一日でした。ですがまあ、売買代金は相変わらず低調であり、需給のすこしのずれで結果そうなった的な動きの範疇を超えてはいません。
超えて更に上昇か!と期待した日経平均の32,500円という区切りのいいレベルが、超えはしたが何となく天井となってそこからずるずる下がってきたこと。
昨日まで続いていた中小型株の買いが止まり、今日は指数(東証マザーズ指数)の弱さ以上に、個別銘柄で売られる動きが目立ったこと。
全体としては、まだ上よりは下を警戒するところです。
下がった東証マザーズ指数は引けが758.08ptとなり、節目の750ptが近づいているのが非常に嫌なところ。現物が売られているのに対し、先物には買いが見られたことが少し救いでしたが、雰囲気が悪くなっています。あさって木曜日夜の米8月CPI発表前にはリスクオフ売りも出るでしょうが、それでもなんとか踏ん張ってくれれば、来週からのリカバリーが期待できると考えています。今週いっぱいはロングで耐えたいところです。