公開日時:2023年8月3日21時16分

本日の日本株も弱い展開となりました。

昨夜の米株も弱かったですし、少し円安となりました(現在はまた円高方向です)が、日本の金利は引き続き上昇しており、金利上昇からの景気悪化懸念で再び売られた形です。悪材料(米国債の格下げ、日本金利高)が素直に嫌気され、少なくとも短期的には下方向ということになりそうです。

 

日経平均の下値のメドは引き続き31,200円ぐらい、上値のメドも引き続き33,700円ぐらいを見ています。31,200円を切ってしまうと、下げが加速しそうで嫌ですね。その前に、31,791.71円(7/12の安値)を割らずにまずは止まって欲しいところですが、17時半過ぎ頃に先物は31,665円まで一旦売られまして、ちょっと怪しい感じです。グローバル株式市場に関係なく日本株を買いたいという投資家は、夏休み気分もあって上がるまでは様子見ですので、日本株の上昇は米株頼みということになりますが、そちらも米金利上昇が止まって落ち着くまでは期待薄です。

 

中小型株につきましては、弱いながらも買いは少しずつ入っている印象がありました。東証マザーズ指数が750ptを割るまでは、引き続き大きく下がって安くなっているものを拾っていくスタンス推奨です。

 

 

 

 

原文URL
https://market.kiwameinvestment.com/column/w6/18055/