不妊治療で1000万円以上つかってあきらめたとかって都市伝説かと思ってた。

不妊治療で1000万円以上つかってあきらめたとかって都市伝説かと思ってた。

まさか自分がそうなるとは・・・。過去のお話です。
ネガティブな内容です。現在治療を頑張っている方は読まないでください。

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ちょいちょいメモに金額が書いてない日があったので領収書を確認して日付と金額をまとめておきます。

 

2011年7月かかった費用

 

2011/7/11   143,040円

2011/7/11      619,500円 (顕微授精等の振込)

2011/7/15    42,420円

2011/7/18    29,990円

2011/7/21         8,210円

2011/7/26         21,870円

2011/7/28         15,790円

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 驚愕の・・・ 880,820円

 

 

 

ウトロゲスタン膣座薬1カプセル400円で朝:2カプセル、夕:2カプセルで11日間。本当に不妊治療は高いなぁと思っておりました。

もっと後になってからですが、事務の人がパソコンに、正確な数字は忘れましたが例えば10錠と入力するのを間違えて、10日分と入力したことがありました。治療明細を貰えないのでこちらは間違いに気付きにくいのですがおよそ2万円近く余分に払いかけたことがありました。事務の人曰く、「錠数を入力する欄と、日数分を入力する欄があって、間違えて日数の方に入力してしまいました」と。

 

 

勘弁してください。

 

 

 

2011/7/21 D13 採卵 

夫は会社に行く用意をして一緒にクリニックに行きました。

採卵 5個 

もともとの予定では今回は3個採卵の予定だったので、数が少ないし麻酔の痛みを我慢する方が大変ということで、麻酔はせずに採卵をすることになっていました。

 

副院長: 結果的に5個採卵できました。 今回はアンタゴニスト法で顕微授精で胚盤胞まで育ててから胚移植の予定です。

 

精液の状態:精子量3.0ml、精子数71×100万/ml、運動率17%

 

(前回、1回目の採卵時の精液の状態は1回目

         精子量6.0ml、精子数63×100万/ml、運動率47%

                  だったのですが、再採精しています。

   再採精の精子量3.0ml、精子数60×100万/ml、運動率20%)

 

運動率47%で再採精してるのに17%では再採精していないということは、1回目は体外受精の予定だったけど、今回は最初から顕微授精と決まっていたのでとりあえず卵子の数だけ正常な精子があれば大丈夫とかだったと思うのですが。もしくは夫が会社に行く時間が迫っていて再採精を断ったのかもしれませんね。

 

バナン10錠、デカドロン14錠、プレマリン14錠、ウトロゲスタン12錠、プロゲストン、ペラニン1A自己分

 

2011/7/22
5個採卵したのが
全部5個じゅせい

 

2011/7/23 D15 
ペラニン1本と、P(プロゲストン)50mg1本自己注射。
今日から膣座薬。
 

2011/7/26 D18 胚移植 院長先生。
 

クリニックでペラニンとプロゲストン、

プレマリン42錠、ウトロゲスタン44錠

 

2011/7/28 D20 P採血
副院長:エコー 卵巣36ミリと37ミリで良い感じ。60㍉以上ならOK!とのこと。

子宮: 採卵日10ミリ、胚移植日11ミリ、今日(28日)13ミリ、 良い感じ。

胚盤胞の一歩手前の桑実胚を3個移植したと看護師さんに聞きました。移植した残りの2個は胚盤胞まで育たず。

今回もだめなら次回はまた採卵から。。。


プロゲストン50、ペラニン、hcg5000クリニックで注射。

持ち帰りプロゲストン、ペラニン

 

毎回卵を育てるところから始めて、毎回採卵するって。。。

出口のない真っ暗闇なトンネルに足を踏み入れた。。。ということにこの時はまだ思ってなかったと思います。

 

 

2011/7/9 D1

 

2011/7/11 D3 受診、

精子精密検査 ¥52500
副院長:エコー検査:子宮内膜もちゃんと剥がれ落ちてるし、卵巣も大丈夫なので今日から卵を育てましょう。

久しぶりの自己注射なのでクリニックで看護師さんに見てもらいながら自分で注射しました。手際が良いって言ってもらって少し安堵。

このころは自分で自分の体に2センチほどもある針を刺すってとても正気の沙汰やないわといつも思っていました。

 

ゴナールエフ900、hmgフジ150*3自己、クリニック*1、オゼックス二人分20錠+16錠 ¥6820、バイアスピリン30錠、フェマーラ10錠、旦那のユベラ30錠 ¥143040

 

2011/7/12 D4 自己注射 HMGフジ150 

2011/7/13 D5 自己注射 HMGフジ150 

2011/7/14 D6 自己注射 HMGフジ150 

 

2011/7/15 D7 受診
副院長:エコー 12ミリくらいの2個と13ミリくらいのが1個。計3個。数が少ないけど、今から育ってくるやつがあるでしょう。

採血E2、P、LH
子宮鏡検査16時:綺麗。問題なし。


精子精密検査結果  : 

・総カウント数:200

・正常形態率:5%(5)

・頭部異常率:84.5%(169)

・頸部異常率:35.5%(71)

・尾部異常率:32%(64)

・空胞精子率:26%(52)

・先体異常率:31%(62)

 

 奇形率95%。頭の形が奇形が多い。3段階で選別したら5%は正常なのがあるから妊娠は出来る、とのこと。

(治療中の採血の結果も口頭でしか教えてもらえないクリニックでしたのでクリニックをやめてからしつこく電話をして嫌な思いをしてやっと返してもらったこれまでの採血のコピーとその他検査結果の中に精子精密検査結果の小さい紙も入っていたと記憶しています。)

 

精子精密検査は希望するならやりますよということだったかと思います。。。通常の精液検査では精液量、精子濃度、運動率、奇形率を調べますが、さらにDNAの断片化の割合、クルーガーテスト、サバイバルテスト、頭部の空胞と頸部を調べてもらえました。精子はほとんどが何かしらの奇形があって、正常な形のものははなから少ないみたいなんですが、それでもやっぱり夫の精子は正常なものが少なすぎるようでした。

 

Hmgフジクリニック、ガニレスト持帰¥8900、hmgフジ150持ち帰り2本
顕微授精振込み¥619500-

 

2011/7/16 D8 自己注射 HMGフジ150 

2011/7/17 D9 自己注射 ガニレスト  HMGフジ150

 

2011/7/18 D10 受診 
エコー、hmgフジ、採血E2、P、LH 

ガニレスト、hcg10000自己分

22:00 ガニレスト注射

 

2011/7/19 D11 22:00 hcg10000注射。

 

明後日は採卵です。

 

 


 

 

 

 

授精、胚移植以降のことは前々回の記事に書いた通りです。

 

当時のメモに書いていることです。

↓↓↓

2011年6月

 

2011/6/1 D25 自己注射

また久々の自己注射。恐怖心満タン。。。

 

2011/6/6 D30 hcg採血 

会計¥8400-

 

2011/6/7 妊娠判定 ダメでした。

DHEAサプリメント 10,200円

保険 ¥2600

保険外負担 ¥7350

 

2011/6/10 D1 文書料  不妊治療助成金申請のため ¥2100-

 

2011/6/12 D3 セロフェンを5日間朝夕飲む。

2011/6/13 D4 セロフェン

2011/6/14 D5 セロフェン

2011/6/15 D6 セロフェン

2011/6/16 D7 セロフェン

 

2011/6/23 D14
副院長 エコー 卵胞 右21ミリ、左12ミリ hcg1万単位注射して、明日タイミング。それで妊娠しなくて生理が来たら、卵巣の回復が結構早いので、7月の生理から採卵準備(アンタゴニスト法)。

 

保険 初・再診料、エコー検査 ¥2240-

自己負担 ¥5550

 

会計 ¥7790

 

 

2011年6月の合計 ¥38,440- 金銭感覚が狂って4万円弱が凄く安く感じる。

 

 

何年かぶりにブログの続きを書いています。

不妊治療をやめたとはいえめでたく卒業したわけではないので、ベビたんが初めて○○しましたとか、ベビーがじじばばと○○とか、

赤ちゃんと○○に行きました・・・とかアメブロログインするたびに出産育児の新しい記事のタイトルがズラーっと。育児ブログを書いてる人に罪はなくても、もう何の嫌がらせかな?アメブ!みたいな。傷口に塩とか七味唐辛子とかハバネロとか塗りまくられるようでぎゃあああぁぁぁぁー(悲鳴)と割とあっさりと放置ブログになってしまいました。PC買い換えたとかはほんとは大した理由じゃないんです。新着記事を見なくて済むとありがたいんっすけど。不妊治療ブログも育児ブログも自分が見たいブログはちゃんと自分でチェックしますんで。

それと何か月もログインせずメールも見ないので気付かない内にブログにメッセージを貰ってたけど内容が消えたりメッセージそのものがなかったことになっているかもしれません。ごめんなさい。

 

さて初めての採卵の時ですがもう少しだけ詳しく書いておきます。ただし記憶力も衰えてきたので大した内容ではございません。

採卵の前夜からは絶食で朝8時にクリニックに到着。採卵や胚移植をする人専用の部屋に案内され、手術着に着替えると痛み止めの座薬を入れて採卵の順番が来るまでベッドで休みます。

採卵と胚移植は時間帯が違ってて、採卵は朝一からで胚移植は昼からでした。

自分の前の人が採卵(手術室)に入ったらベッドから起きて椅子に座り看護師さんと雑談をします。きっと緊張をほぐすために色々お話してくれるんだな。

そして前の人が採卵室から出てきてベッドに戻ったらいよいよ自分の順番です。採卵室に入るときにスリッパを履き替えて中に入ると自分の名前とかを言って手術台の端にいったん座ってからあおむけになります。そのまま足を上げて太ももを左右それぞれの台の上にのせてベルトで固定されます。ノーパンですぅ。ノーパンの向こうには先生と看護師さん、さらにその向こうに卵を育てる部屋への扉がありました。そして腰のところもチャンピオンベルトみたいな腰痛コルセットみたいな幅広のベルトで締められました。舌下でとかす錠剤を口に入れて(何の薬か忘れた)後は腕に血圧計とかをまいたりしてからエコーで卵胞の最終確認をしたと思います。そして消毒してから卵巣に4回麻酔打たれました。かなり痛かったです。ノーパンなんてどうでもよくなります。息を吐いてーーー吐いてーーーって言いながら看護師さんが手を握っててくれました。確か息を吐くと脱力して痛みがマシになるとかだったかな?それでも痛さのあまりすっごい力で握り返してしまいました。

でも終わるまでずっと手を握ってもらってたので痛いけど気持ちはすごく安心して採卵を終えることができました。感謝。手術室を出るときには力みすぎてふらついたので別の看護師さんが抱きかかえるようにしてドアの向こうにいる看護師さんのところまで支えてくれました。後はベッドでタイマーが鳴るまで休んでおわりです。

今これを書きながら、初めて採卵してから10年になるんだなと思いました。旦那に騙されて結婚して採卵に至るまでが14年、長い道のりでした。でもまさかこの時は一生妊娠できずに子なしの人生になるなんて思ってもなかったし、今は自分のことを世界一不幸な妻と思っています。お不妊様とか色々こじらせすぎてるかもです。なむ~。