Netflixで実際にアメリカ人が使った表現をわかりやすく説明するコーナー。
題して、
【Netflix de Eikaiwa !】
始めたいと思います!
英会話上達の近道は兎に角、ネイティブ英語の真似をする事だと思います!
ここでは実際にドラマや映画で使われていて、日常会話で取り入れやすいフレーズやボキャブラリーをご紹介していきます!
つい先日公開されたNETFLIXオリジナルドラマ「OUTER BANKS」より、主人公Jhon Bが2人の警察官にパトカーで連れて行かれるシーン。
Jhon B : Stop! stop! Come on. Just stop the car.
Police A : Not gonna happen,kid.
Police B : Pull over
Police A : You want me to pull over?
Police B : Just pull over
John B : Thank you
ここでSTOPとPULL OVERが出てきます。
Jhon Bはパトカーから亡くなった父親の唯一の写真を落としてしまい、「車を止めてくれ」って頼んでるんですね。警察官Aは「それは無理だ」と言いますが、同乗している女性警察官は「停めて」と言うシーン。
STOPとPULL OVERは厳密に言うとイメージが違います。
STOPはただ単純に車を止める、動きを止めるイメージ。
なので、主人公Jhon Bは「STOP」を使っています。
PULL OVERは道路の脇に寄せて停まるイメージ。
道路の真ん中で停まるわけにはいきませんから、警察官は「PULL OVER」という表現を使って「寄せて停まってあげて」と言っているんです。
イメージできますか?
良く、警察が前方を走る車を止めるシーンありますが、このような場合は「PULL OVER」が使われます。
もし僕たちが日常英会話で使うとしたら、タクシーに乗っていてここで降りたいときに
「Can you pull over here?」
と使う事が出来ます。
ちなみに私は勿論、吹き替え無しで見ていて、字幕も無しで見ています。半分趣味、半分リスニングの勉強だと思っていつもNETFLIXを見ています。まだ100%聞き取れるわけではないですが、ある論文では字幕ありで見ると実際に会話する時に働くリスニングの脳波と違う場所が反応している結果が出ているんです。ということは字幕有りで見てしまうと実践でのリスニング効果はあまり現れないってことなんですね。それ以降、字幕無しで見るようにしています。