小学6年生の時、神隠しに合ったのか?という忘れられない経験をしました。時々思い出してはおかしな気分になるのです。
自転車で15分くらいの距離のところにある眼科病院(有床・現在廃院)に当時通院していました。その日も夕方5時前に母から2000円を貰いジーンズのポケットに札を折って入れ自転車に乗りました。
病院の受付で診察券を出した時、何となく違和感を感じ前ポケットを見ると2000円が無いのです。私は受付のヒトに「お金を忘れたから取りに帰ります」と伝えて自宅にひきかえしました。
自宅へ帰り、家の周りやジーンズのポケットを探しました。やはり無いので再度2000円を貰い病院に向かったのです。随分と時間が経っており、すっかり暗くなっていました。
自宅と病院の中間地点にある大通りで信号を待っている時の事です。普通のおばさん(おねえさんだったかもしれない)に見える女性が自転車の私に声をかけてきたのです。
「あなた、お金落としたでしょう。」と。そして新札の1000円紙幣を1枚私に押し付けます。疑問形でないのです。私が落としたと決めつける。
子供の私は何も言えず。お礼だけ言い新札1枚を受け取りました。以下の疑問が残ります。
疑問点①折りたたんでポケットに入れた札が何故新札に変わっているのか。疑問点②1時間以上経過しているにの、おばさんは何故私がお金を落とした事を知っているのか。疑問点③どうして1000円だけしか返ってこないのか。
些細な事ですが、理屈では説明できないおばさんの存在。こんな事がある故、ある日忽然と行方不明になる現象も実際にあるのでしょう。
私は新札を1枚だけ返してきたおばさん、どこかの魔神だと思っています。目に見えない不思議な世界もある、という事を小学生の私に伝えるための神の使い人だと。
注)おばさんが単に1000円ネコババしただけなら、疑問点2に矛盾が出てきます。