50代後半の事務方男性、40代前半の女性看護師と年齢差バラバラな3人で呑みました。この男性が今時珍しいセクハラおっさんだったのです。そして不快な中でも凄く愉快な事が起こった。
下ネタと嫌味を連発する男性。これは「おじさん」ではなく「おっちゃん」。あるいは「おっさん」でも良いでしょう。私は永遠の「おじさん」で居たい。ゆえに感情に波を作らずに常に穏やかでありいたいです。
3人の前に九谷焼の器に盛りつけられた刺身が各々に出てきました。男性は私と女性の皿をのぞき込み「やっぱり若い女性のは量が多いなあ。ワシのとえらい違いや」と何度も言います。くどかったし、声も大きく板前さんに聞こえます。あ~恥ずかしい。
私も女性も不快感を隠しながら呑んでいると男性が奇声を上げました。「中身が入ってへんかった」。何の事かと思うと、なんと刺身盛りの中にあったボタンエビの頭と尻尾しか無かった(身が入れ落ちていた)模様。
器にはあしらい一式が入っていました。つまりエビを直視できません。だから板前さんも男性も気づかなかった。そして食べる時に身が入っていない事が判明したのです。
私は笑いをグっとこらえて「ボタンエビの身が入ってない、と板前さんに言えば?」とだけ答えました。こんな場合、「おじさん」なら痩せ我慢する。「おっちゃん」なら大声で抗議する。ここで男性はどちらだったのか・・・・。
一応「おじさん」だった。あくまで一応。というのは私たちに何度もエビが入っていなかった事を愚痴りに愚痴っていましたから。女性には威勢よくセクハラ発言するのに、板前さんには何も言えない小心者なのでしょう。
しかしエビの件で気持ちがスカッとしました。私の性格、悪いでしょうか。女性も笑いをこらえていたようですから私と同じ想いだったと思うのですが。