経口補水液 | we85のブログ

we85のブログ

糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

というのは下痢や嘔吐あるいは発熱といった症状がある人に対して、脱水症状を改善さすために投与されます。歯科口腔外科を受診される進行癌の患者で、体力保持を目的で病棟主治医が出すケースもある。

 

 

私はこの行為に凄く違和感を覚えるのです。経口補水液なんて砂糖水です。自身で水分を摂れるのなら、あえて砂糖水を何故摂るのか。理解に苦しむし、投与する主治医の感覚にも疑問が残ります。

 

 

経口補水液の成分表示によると、ブドウ糖、果糖、食塩とあります。まさに糖質の塊であり、市販の清涼飲料水と同じもの。何の治療行為にもなっておらず、逆に病態を悪化させるでしょう。

 

 

「私ならこんなモノを絶対に摂りません」これを言うのが精いっぱいでした。主治医の行為を否定すると患者は混乱されますから。しかし盲目的にすべての医療行為を信用される中年女性、本当にお気の毒に感じたのです。