昨日、一人であいりん地区の奥にある強烈に個性の強い80代女性が営む店で呑みました。カウンター8席だけの居酒屋とスナックの中間のような雰囲気の店でカラオケもあります。メニューは2つだけなのですが、飲み物を頼むとお任せでアテがついてくるのです。(糖質食品の時には断ります)
店主の女性は口と態度が最悪(悪い意味ではない。私は好感が持てるからこそ通う)なのです。男勝りの言葉で客に暴言を吐き、カウンターに肘をついて客の前で堂々とタバコを吸う。(普段こんな店には絶対に行かないのですが、ここは別。しかし私は嫌味ではなく店主がタバコを吸いはじめると窓を開ける)
客も凄い荒くれどもの男(年寄りも多い)が集い店主に怒鳴られたり、無視されたりしています。昨日も「あんたに出す酒はない。帰れ」と酔っ払いを追い返そうとしていましたし、私の隣に座っていた60歳くらいの労働帰りの客が店主に「おかん、な~おかん、な~」とくどい話し方をすると「うるさい」と一喝。
ここまで書くととんでもなく居心地が悪く嫌な店で二度と行きたくない雰囲気だと誤解されるヒトがほとんどでしょう。しかし実際には家に帰ったように落ち着くのです。性格の悪いヒトは店主が追い出すので不快な思いをする事もありません。一見にもお金の無いヒトにも対等な接客をされます。
もう10回以上行きましたが、知れば知るほど店主の温かい人柄が理解できます。奈良から来てお土産だけ置いて呑まずに帰る客、家でとれた野菜を定期的に持ってくる客・・・。行けば行くほど店と店主が皆から愛されている事がわかるのです。
怪我をし入院したり、大病したりして店を閉める期間もありました。そんな場合には常連客が代理で営業されていたようです。もう店を閉めるか、と思っても不死身の店主は再び復活されるのです。昨日は100歳まで営業してね、と言いました。私が行く日と店の営業日がなかなか合わないのですが、又近いうちに行きたいです。
(若い時からタバコを連続的に吸い続け、呑まないので甘い物を飲み続けての営業。それでも健康で居られる。店主曰く店をやっているから元気で居られる、との事。)