私自身、起床時に行う口腔ケアの手順というのは口腔衛生学マニュアルに沿ったモノではありません。普通の歯科医院で歯科衛生士が行う患者に対する口腔衛生指導の内容とも大きく異なります。がしかし自身にもっとも合った手法を生み出したという自負があるのです。就寝中に口呼吸ゆえ口腔乾燥状態が持続している者に適する方法。
具体的な方法として
①就寝前に丁寧なケアをしていても改めて1歯ずつデンタルフロスで歯間部を清掃する。(意外に歯垢が残っていたりします)
②歯磨き粉を付けず、舌苔を徹底して優しく除去。優しく丁寧に行うので非常に時間がかかる。
③舌苔がある程度取れると舌磨き、一旦終了。(めやすはオェッ、オェッと口蓋垂(のどちんこ)の奥めがけて苦しくなるまで行う)
④歯肉を1歯相当部ずつ歯磨き粉を付けずにマッサージ。(出血があるのは歯周病の証。出血部位には何度も行う)洗口は数回
⑤②を再度行う。(ただし舌から出血するのなら手法が乱暴すぎる証。)洗口はしっかり行う。
⑥最後に歯磨き粉をつけ、歯肉、歯を磨き、さらに舌にも清涼感をもたらす目的で軽くぬぐっておく。洗口は軽く1回だけ。
丁寧にできていれば昼食後でも舌が驚くほど綺麗です。ところが寝不足や精神的ストレスがある場合、舌苔はすぐに付着してしまいます。舌苔が出きているか否かの目安としては、水分を摂ってない状態で口腔内が乾燥してきた時です。この場合、改めて②をすれば良いでしょう。清涼感が欲しければ最後に歯磨き粉を口に含んで洗口するか、洗口剤を用いると良い。
鼻疾患があり就寝時に口呼吸が避けられない者が健康なヒトと同等の口腔衛生状態を維持する方法なのです。所要時間は20~30分要しますが、口臭と歯周病の予防と治療に確実につながります。この①~⑥に糖質制限を取り入れた生活習慣を持つと歯周病と虫歯の進行を抑える事にも繋がるのです。
この②と⑤を行うには舌の粘膜を傷つけて逆に舌炎や口臭の原因になる、というのが現在の考え方です。ですから舌ブラシは推奨されていますが、歯ブラシでノドチンコの奥の舌苔掃除するのは非常識という事になります。がしかし口呼吸の者にあっては控えめな舌磨きで舌苔は取れません。(但し優しく丁寧に行い粘膜を傷つけないうする事が肝要。)