糖質制限への偏見 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

を持って記事にする雑誌があります。学生時代に面白くて役に立つと勧められて読んでいた女子栄養大学が出している「料理と栄養」。今から思うと内容には大きな違和感があるものでした。私が糖質制限する前には間違った考え方をしていました。カロリー制限すると健康的に痩せられる、だから此の雑誌に書かれているバランス良い食事が大切という誤解。穀類は重要な主食で、脂質は健康と美容に大敵・・・。7年前までは間違いを本気で思い込んでいたのです。

 

先日、某健康雑誌の紹介文には「糖質は多すぎても少なすぎても肥満の原因になる」と。糖質が少なすぎて肥満・・・?。そんな馬鹿な事はありません。糖質は人体に有害な依存性物質。そして肥満の最大要因なのです。どうして少し摂ると肥満の原因になるのかなあと読み進めました。すると少し摂るとリバウンドが生じて結果として肥満に繋がるという珍説。「だから少しも摂ってはいけない」というのなら筋が通っているのですが、「だから適量を摂るべきだ」と結論付けていました。

 

 

この考え方ならアルコール依存症のヒトに「アルコールを少量摂ると我慢できなくなる。だから適量のみなさい」というのと同じ感覚でしょう。それよりも嫌酒薬を服用しアルコール依存症を治す事が第一選択。タバコも同じ、禁煙治療にはタバコを適量吸うのではなくニコチン離脱症状を抑制するためにニコチンパッチや内服薬を用いるのが常識。節煙なんて禁煙より難しいという愛煙家の話を耳にします。

 

では何故健康雑誌において糖質量を減らす「節糖」を勧めるのか。(穿った見方ですが)これは糖質制限が世に広まる事を抑えるため、糖質制限失敗者が多くなるように操作しているように感じます。少しだけ摂るゆるやかな糖質制限って私には無理です。糖質にはタバコやアルコールと並んで依存性があります。だからゆるやかな糖質制限を続けると常に脳が糖質を欲している状態になる恐れも・・・。糖質が少なすぎる、というよりも限りなくゼロにする事が肝要なのです。