学校教育 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

の歪みが原因で、自身の考えで行動出来ないヒトが多い世の中になっているように感じています。例えば緊急事態宣言では飲食店の営業が夜8時まで、というと多くは従います。(従わない店は大流行り)もし私が飲食業ならば、ウイルス感染予防として午後8時で切る意味が理解できないので無視して営業するでしょう。(新型コロナ自体、致死率も低いので休業要請に応じないはず。)

 

小中高校と12年間にわたる学校生活。そこでの最大の教育目標がヒトと同じようにできるか、という事です。教諭の指示に従い勝手な行動をしない。特異な考え方を持たずに個性を無くす事で評価されるのです。日本人の欠点、つまり世間に流されて自身の考えを持たないのは学校教育の弊害だと考えます。米国では逆で独自の考え方や発想が重要視されます。大学時代の生化学教授がこのタイプだったので話していて常に新鮮でした。

 

私が日本国の学校教育が腐っている(と言うのは言い過ぎですが、あえて)と感じたのは中学時代の家庭教師のお陰なのです。当時50歳くらいの男性でしたが、勉強と平行して学校教育の歪みと個性を主張する事の大切さを教えて頂きました。何でも鵜呑みにせず常に自身で考える事・・・。成績はさほど上がらなかったのですが私は家庭教師に凄く良いものをもらったと感謝しています。今の考え方のベースになっているとも言えそうです。

 

新型コロナ騒動時でもマスクも自粛もしない、糖質は栄養素でないので避ける、そして傷を乾かしてはいけない創傷治癒には湿潤環境が必要。これらは世間の「常識」に流されない故に実行できるのです。日本の学校教育に洗脳されて大人になったのであれば難しい。

 

そして歯科の世界でも。虫歯をむやみに削らない(症状がなければ放置)、根管治療後にクラウン(銀歯)を被せる事を避ける。これらは100人いれば99人の歯科医が反対するはず。しかし100年前からほとんど変化していないような補綴学の考え方を鵜呑みにできません。歯科医の職務とは教科書通りの治療を真似るのではなく患者の症状を取り除く事。ですから何が正しいのかを自身のアタマで考えて対応するのが正解なのです。

 

受けてきた軍隊のような学校教育の考え方を反面教師とし(軍隊は知りません。イメージです)行動すれば歯科界も大きく変えられると感じています。もっとも歯科診療の世界に僅かしか関わっておらず何の地位も立場もない私が変える事など不可能に近い・・・。ですから今後、若い歯科医に私の考え方を伝えたいです。決して押し付けるのではなく。