が社会問題となっています。1人で住む50歳代男性は数年前に母親を亡くし身寄りがない。そして友人知人もなく引きこもりがち。食事はスナック菓子が中心で唯一の楽しみがコンビニの唐揚げだとあります。このような食生活(唐揚げが悪いのではなく、お菓子中心の食事が)の影響から糖尿病合併症から腎不全を患っているとの事。これは新聞記事にあった内容です。
この男性、社会との接点は医療だけ。食事療法を進めるには孤立を解消し改善の意欲を高める事が不可欠だとの事。疾病の裏に生活の問題を抱えている場合、医療よりも趣味などでの社会参加が回復に役立つ。と結ばれていました。
40代後半で歯科医になれずに引きこもりになったヒトも居ました。情けなさと恥ずかしさで外に出られないのでしょう。30代のヒトに対しては(予備校に通学できないので)私が個別に自宅に出張し、国家試験の受験指導をしていた事もありました。私の関わる場(歯科医師国家試験予備校の高齢受験生)にあっては大人の引きこもりが他人事でない訳なのです。しかも皆とてもプライドが高い。ですから趣味を通しての社会参加など出来ないでしょう。仮に出てきても鼻持ちならない嫌味な奴・・・とみられて周囲に溶け込みにくい危険もあります。
私は大人の引きこもりという悲惨な状況に陥るヒトが出ないように、多浪生(国家試験を落ち続けているヒト)には細心の注意を払い受験指導しているのです。それでも皆無にする事は残念ながら無理。歯科医になる事をあきらめ、他の仕事に方向転換するのも難しい故に対応に非常に苦慮するのです。