被害者は高齢者 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

病院や高齢者施設では新型コロナ・怖い怖い病の影響で面会を制限している所も多いようです。家族と会えない高齢者の中には家族に捨てられたと誤解し、認知症が悪化したという話も多く聞きます。本当に怖いウイルスなら面会禁止も止むを得ません。何よりも命がもっとも大切なのですから。

 

がしかし致死率も低く感染力も弱い新型コロナに対して、世間の風潮に合わすという理由だけで高齢者を不幸にするのはヒトとして絶対に間違っています。誰か(院長や施設長ら)が『新型コロナなんて怖くない、患者の仕合せを考えて面会を自由にする』叫んだとしても世間が許さない構造になってしまっているのです。私がトップならタテマエは面会禁止としても、実情を家族に話しこっそり面会さすようにするでしょう。

 

自宅で余生を送る仕合せな高齢者も被害者になっています。年末年始の帰省を中止する動きがあるという事。リタイアし毎日が日曜日の高齢者にとって、盆正月に帰省してくる子供や孫と会う事は何よりの楽しみではないでしょうか。しかし地方都市では田舎に行けば行くほど世間(近所)の目が怖くて都会からの帰省を断っているという話を聞きます。これも本当に怖いウイルス感染ならともかく、軟弱な新型コロナを意識しすぎだと思うのです。

 

昔、結核が不治の病と言われた時に結核患者が出た家が村八分にされたそうです。ライ病(ハンセン氏病)での隔離もしかり。前者はともかく後者にあってはまったくのいわれない話なのです。これらはいずれも細菌感染で、新型コロナはウイルス感染なのですが、世間の誤った方向づけは同様でしょう。(クスリの無い時代の結核、新型コロナよりもはるかに怖かったはずですが。)

 

80代、90代の高齢者にとって子供や孫と会える回数は両手の指で数えられるでしょう。その貴重な時を無くしてしまう・・・。あまりにもお気の毒です。解決方法は簡単だと思います。指定感染症から新型コロナを外すか、インフルエンザと同等の扱いにすれば良い。自身のアタマで物事を考えない『世間』なんて新型コロナについて興味も関心もなくなるでしょう。もちろんバカバカしい毎日の新型コロナについての煽り報道も皆無になるはずです。