が昨夜の夜食でした。豚足を頂くのには根気と体力が要ります。私はボイル豚足を1本食べるのに1時間30分かかったのです。ボイル豚足を再加熱しアツアツの状態(蒸し焼きにした。)で向かい合いました。呑み物無しで豚足と対峙できない体質ですから、キリン一番搾りとれたてホップと赤霧島(芋焼酎)を用意。赤霧島、いったいいつの物だか・・・家でほとんど呑まないので出番がなかったのです。
豚さんの足をイメージしながら解体していきます。思わず若いころの系統解剖実習を連想しました。骨に付着した筋肉部分と表面を覆う脂肪組織。手がベタベタになるので、お手拭きも手元に置いていたのです。深夜の自宅、家人は寝ています。私はなりふり構わずむしゃぶり付きました。
コラーゲンたっぷりなので皮膚がつやつやになるよ、と提供して下さった方がおっしゃいました。しかし私には異論があります。コラーゲンというのは一旦アミノ酸に分解されてから小腸で吸収されます。ですから豚足を頂いて皮膚の状態に反映させるのは理論的に難しいのです。これはサプリメントでも同様。(もちろん、異論があっても頂いた者のマナーとして口には出しませんでした)
気が付くとビールが余っています。赤霧島(芋焼酎)には口をつけていません。前半戦、豚足との格闘に必死になり過ぎたようです。残ったグラスのビールで口を洗い、落ち着いて赤霧島で豚足を楽しんだのです。筋肉を噛み切る時には相当な咬合力が必要となります。骨に付いた身をはがすには手のチカラも必要になります。
お風呂上りだというのに手や顔がベタベタ。それでも手を拭いてから3杯目の赤霧島ロックを自身で作り、豚足との格闘を続けました。骨の間から宝探しをしているような気持ちになります。一人で無言で豚足を食べる姿ってきっと不気味なのでしょうね。骨の髄までしゃぶり満足しました。気が付けば時計の針が25時を回っていたのです。