昨日も日帰り出張の帰りに大阪湾で採れた魚を堪能してきました。10月に入ったとはいえ凄く暑い日でしたからグラスまでギンギンに冷えた瓶ビールが美味しかった。空きっ腹にかけつけグラス2杯。この瞬間が最高なのです。世間の終業時間よりも早い時間から呑んでいる事もポイントが高いのかもしれません。
和歌山県に周参見(すさみ)という町があります。白浜よりも南にある漁港です。ここであがったカツオがあったのです。極上、と言うだけあって凄く新鮮で爽やかさすら感じる食感。私は生姜醤油で頂きましたが、ここまで綺麗なら塩だけでも良かったのかもしれません。これほどの鰹、高知県に旅行した時以来かもしれないです。(もっとも高知でも高知県産よりも安い宮城県産の鰹が出回っているので安い店ではご注意を、と聞きました)
鯛は黒鯛と真鯛です。どちらも大阪湾産。これらは1切れだけワサビ醤油で頂き、あとは塩とワサビにしました。淡泊で濃厚な旨みには醤油が邪魔です。おそらく朝に採れた物でしょう。鮮度が凄い。塩が鯛の甘味を引き出します。甘味をビールで流し込む・・・こんな感覚で楽しみました。
大阪湾で採れた鰆(さわら)刺身を勧められます。無口な主人が自身から言う魚に間違いは無いはず。私は『鰆の春というのは立春から春にかけてという意味だから、今は時期外れではないのでしょうか』と聞きました。すると『産卵を終えた夏以降、ちょうど今の時期から冬にかけてがが旨くなる』とのことでした。
鰆の刺身、凄かったです。アブラがトロトロで旨みが濃縮されているのです。2本目の瓶ビールが鰆2切れで空になる・・・。先日も当たりでした。大満足ができる魚たちだった。
私は秋刀魚について尋ねました。『先月新物秋刀魚の刺身を頂いたのですが、新物秋刀魚の塩焼きって出ないのでしょうか』と。すると『秋刀魚の値段が高すぎるけど先週に1日だけ原価割れで出した。新物秋刀魚とはあえて言わずに・・』秋刀魚は大阪湾では採れません。しかし魚に全面的な信頼をあける此の店の秋刀魚塩焼きは美味しい。(2年前のことですが)
来週に新物秋刀魚の塩焼きがあれば絶対に頂こう・・・と思って私は魚たちに満足し店を出たのです。