歯科の現場では・・。 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

新型コロナウイルス感染が恐ろしくて歯科診療に消極的な歯科医療関係者が多いようです。新型コロナウイルスを特別視するのではなく、風邪やインフルエンザの延長線上という解釈している私には大袈裟すぎると思います。それでも歯科衛生士が歯科診療で新型コロナウイルスに感染したケースもあるようで、怖いと思うと本当に不安になるでしょう。その恐怖心が身体にも精神にも良くないでしょうから理屈はともかく、恐れるヒトにとって対策は必要です。

 

先ず患者側のモラルとして急性症状(激しい疼痛、腫脹)、外傷(歯牙破折等)、そして義歯破損以外のような緊急性なき患者は、騒ぎが治まるまで歯科受診をさけるべきでしょう。さらに歯科医も怪しい(発熱があり、風邪様症状がある)患者の診療を拒否すべきなのかもしれません。(緊急性がある場合、最低限の処置にとどめる。念のため鎮痛剤の処方を避ける)

 

新型コロナウイルスというのは飛沫感染と接触感染が主とされています。歯科診療にあっては両者の温床でしょう。診療時、歯科医と患者あるいは歯科衛生士と患者の距離はすごく密接します。カラオケボックスや屋形船の比ではありません。リスクを回避するためには、高性能ななウイルスを通さないマスクを装着し、かつ1回ずつ交換するのが理想なのです。もっとも費用の問題や機能性の点を考えると日常の歯科医診療では使用しにくく一般的ではありません。

 

新型コロナウイルスに感染しても発症しなければ問題ないし発症しても重症化しなければ気にする事などないのです。(いつも書いていますが)しかし基礎疾患があればこの限りではありません。ですから基礎疾患がある歯科医は歯科診療を当分休むべきだと思うのです。又同様な患者にあっては歯科受診に限らず外出そのものが非常に危険なのではないでしょうか。