続・報道を鵜呑みにしない | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

新型コロナウイルスに関する報道は日に日に激しくなり不気味さすらを感じる毎日です。タレントの志村けんさんが亡くなった話、どこに行っても持ち切りです。そして誰もが口をそろえて言います。「やっぱり新型コロナは怖い」と。有名人おひとりの事だけを見て新型コロナを一段と怖がるのって明らかに変です。冷静になれば誰もが理解できるはず。

 

ところが毎日毎日テレビや新聞でマスコミに煽られていれば冷静さを失うのは人間の本質なのかもしれません。現にネット環境が無い高齢者がマスクをめぐって店員に暴言を吐いたり、学校が休みで公園で遊んでいる子供に嫌味を言ったりしているケースもあるようです。国民誰もが新型コロナウイルスそのものよりも異常ともいえる過剰な報道等に潰されそうになっていると感じます。

 

志村けんさんの件も基礎疾患があったかもしれません(現に数年前にも肺炎で入院されたとの事)タバコも尋常でない量をお吸いになっていたそうです。そのような状態ならば仮に新型コロナウイルスの感染しなくても亡くなっていた可能性もあります。風邪やインフルエンザで亡くなるヒトも、報道されないだけで存在するのですから。故に志村さんの例だけを取って「やっぱり新型コロナは怖い」という事にはならないでしょう。

 

 

今週末、桜の木の下で花見の予定でした。ところが志村さんがお亡くなりになった事で急に中止になったのです。私は中止理由を聞いて唖然としました。がしかし意見する気にもならなかったのです。なぜなら私が何を申し上げても『怖い』という洗脳された状態では何を言っても耳に入らないと考えたから。

 

新型コロナウイルスの感染者数だけを強調し風邪やインフルエンザウイルスの感染者数(死亡者数も)と比較した報道がみられない事。感染者が出た事に大騒ぎするが、感染者が回復し退院した話題を出す事が少ない事。これらも立派な報道になるでしょう。しかし「国民が一丸となって新型コロナウイルスを恐れましょう」という風潮から外れるので誰も言わないのか(言いにくいのか)。

 

京都の大学生が海外旅行で新型コロナウイルスに感染したとして渡航した事を非難する行き過ぎたヒトも居ます。これはおせっかいも甚だしい。別に感染したくてしたのではありません。(まさか自分は感染しない、という論拠なき自信から出た行動であっても自己責任。)個々の事情もあるでしょう。やはり右へ倣えした行動を取らないと批判される日本国になってしまったのでしょうか。残念でなりません。

 

 

私は先月持病の慢性歯性上顎洞炎が急性転化したとき味覚障害と嗅覚障害が生じました。ここ数日、味覚障害と嗅覚障害があると新型コロナウイルスに感染していると思うヒトが増えているそうです。誰もが風邪をひいて鼻症状が出れば臭いがわからなくなったはずです。臭いが分からないと味も当然わからなくなるでしょう。有名人が言った事を鵜呑みにする必要など無いのです。

 

高齢者や基礎疾患があるヒト以外、自粛などせずに、これまで通りの普通の生活を続けることが絶対に大切だと思います。私も「8時だよ全員集合」の大ファンでした。毎週見ていました。志村さんがお亡くなりになった事で国民の多くがさらに新型コロナウイルスを異常なほど恐れる事になりました。これは志村さんに対して失礼です。テレビのコメンテーターが言っているように「志村さんの死を無駄にしないように外出を自粛しよう」という感覚になるのは、絶対に間違っていると感じています。(自粛ムード=普通の生活をしない事、がマスクや消毒用アルコールの買い占めに繋がっています。これ以上続くと食料の買い占めをする流れにもなりかねません)

 

最後になりましたが、亡くなられた志村けんさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。合掌。