私が常に利用する南海電車には「サザン」「ラピート」があります。これらに乗車するには、乗車券のほかに特別急行券(特急券)が必要です。いずれも指定席でガラガラですから車内で呑めます。呑むために乗る、と言った方が正確かもしれません。一度事故で車内に缶詰めになった事があります。私はルンルン気分で用意していたビールとウイルキンソンハード9を楽しみました。
2か月間有効で5枚つづりの回数券を利用する事が多かったです。しかしこれが昨年12月末で発売停止になったのです。これに気づいたのは昨日。最近「サザン」「ラピート」に乗る事が減り、乗るときには1回ずつ切符で乗車していましたから回数券を購入していませんでした。鉄道マニアで切符マニアの私にはたまらない魅力的な回数券だったのです。
関西大手私鉄(南海がもっとも古いそうです)では非常に珍しい磁気化されていない紙の回数券でした。紙の切符に発売日の日付を押印し、有効期限もゴム印。まれに手書きの事もあったのです。昭和な空気がプンプンする回数券で、これを1枚ずつ契って乗車時に窓口で磁気の座席指定券と引き換えです。(ですから、手売りの紙切符で対応できたのでしょう)
興味の無い方にはこの記事の意味すら伝わらない恐れがあります。切符好きのわたしにはワクワク感がたまらない回数券だったので、あえて記事にしました。回数券のナンバーから、利用者は少なかった事を以前に推察していたのです。それでも発売停止になるとは思いませんでした。なんだか少し寂しかったです。