ビールは太るのか | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

昨日20代の男性から質問されました。やや肥満気味でお腹がポッコリしている男性です。顔の彫が深くヒトに見せる顔、いわゆる男前ですから、それだけに体型が非常に気になるようです。この質問に即答する事、私にはできません。残念ながら。

 

ビールの糖質は缶ビールで10g。御飯に比べると少ないですが、アルコール全体の中では極めて高糖質だと言えます。がしかし、果たしてアルコール飲料の糖質が御飯パン麺類イモ類と同じように体内に吸収されるのでしょうか。皆、一様に糖質が悪いといい、私も激しく同意するひとりなのですがアルコールの糖質は少し違うように感じています

 

アルコール依存症で呑みすぎて肝臓を傷めたひとが肥満や糖尿病で苦しむ事を聞いた事がありません。一升酒するヒトもガリガリのイメージなのです

 

通常糖質を摂ると腸でブドウ糖として吸収され肝臓に送られて心臓を通って全身にブドウ糖が供給されます。血液中にブドウ糖が増えすぎると健康なヒトの場合、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて血糖値を下げます。インスリンが十分分泌されなかったり、分泌されても効果が発揮できない場合血糖値が下がりません(これが糖尿病)また、インスリンそのものが別名肥満ホルモンといわれています

 

インスリンは血糖値を下げる作用だけでなく、脂肪を作る作用も持つのです。ですから、ポッコリお腹の原因はインスリン分泌につながる糖質です。脂質を摂ってもインスリンは分泌されませんからポッコリお腹の原因にはならないのです。

 

ご飯やパン麺類イモ類と同様にビールや日本酒でも摂るとインスリンが過剰に分泌されるのでしょうか。正直なところ疑問です。私自身の事では、数か月前の体重大幅増加した時、ほとんどビールを摂っていませんでした。(日本酒は糖質制限をして呑めなくなった)

 

さらに考えると、ビール(アルコール)は小腸でブドウ糖としてすべて吸収されるのでしょうか。澱粉類との吸収のメカニズムは違うように思うのです。ただし感覚的な事ですから表題の質問に答えることはできません。ですから無難に私自身の経験を通して感じた事だけを伝えておいたのです