運動は必要か? | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

糖質制限をし運動など全くしないで肥満を解消された方も多いはずです。逆に毎日熱心に運動しても、糖質摂り放題の生活では痩せにくいという事を実感されているヒトも居るでしょう。端的に言えば、糖質制限を継続すれば皮下脂肪が減少し、体重も減ります。そして運動では内臓脂肪が減るのです。

 

皮下脂肪が減り、体重が標準体重になればすべて良いか・・・。糖尿病の既往が無いヒトにあってはその通りです。健康維持増進のために。しかし糖尿病のヒト(現在正常値でも、一度でも糖尿病と診断されたヒトも含む)にあっては糖質制限に加えて運動も必要だと考えます。理由は内臓脂肪を減らすためです。

 

内臓脂肪から、ある種のタンパク質が分泌されます。このタンパク質とは歯周病菌が血管内に侵入した時に産生が亢進される物と類似の物質です。この物質があると、血中に糖質が過多となった時、インスリンがうまく働く事が出来ません。ですから高血糖状態が持続される事になってしまいます。これは危険。ですから運動で内臓脂肪を減らす事が糖尿病のヒトには必要なのです。

 

(運動と並んで歯周病をセルフケアで寛解~完治さす事も糖尿病のヒトにとって、同様に重要なのです。理由は似たようなメカニズムで歯周病によって血糖値をコントロールできなくなり、糖尿病を悪化さす危険があるからなのです)

 

しかし、運動していれば糖質制限しなくても良いか、というと違います。運動していても糖質を摂れば血管を傷つけます。血流が悪くなり免疫力が確実に低下してしまいます。マラソン選手が糖質を恐ろしいほど摂る事にあっては(それが正しいという)科学的論拠などありません。運動していても糖質を摂らない事が肝要なのです。