口腔の健康を維持するための重要な事は、むやみに歯科医にかからない、不要不急の歯科受診を避ける、そして歯科医からはじめにしっかり治療内容の説明を受ける、という事です。これは私の患者としての実体験を通して得た事です。(本年11月6日「歯科での失敗」を参照して下さい)
なるべく歯科医を避けましょう・・・と言われても必要にせまられて歯科医に駆け込む事もあるでしょう。虫歯で夜も寝られない場合や歯肉が腫れて何も食べられないというような時です。(夜間の激しい持続的自発痛の原因は歯科補綴治療にある場合がほとんど)
このような場合、初診時の問診票にハッキリ書くのです。「現在の辛い症状をとる処置のみしてください。口腔衛生指導等の対応は不要です」と。私のブロ愚を長く読まれている方では、あれ?と思われるかもしれません。なぜなら口腔衛生指導は口腔ケアを自身で進める上で重要だと常に書いているからです。(実際、そのとおりです)
虫歯の痛みを主訴に歯科医院を訪ねてもカルテの傷病名には歯周疾患が記される事がほとんどです。これ自体は不正ではありません。成人にほとんどすべてが歯周疾患に罹患していますから。そしてカルテに歯周疾患とあると、管理料や指導料と言う名のもとで費用がかかってきます。月をまたいだ受診になると費用もその分かかるのです。(だから何か月も通院さす歯科医も居る)
歯科医の言いなりになる奴だと思われると、異様に治療を長引かせたり、症状の無い部位もさわろうとします。ここからが悲劇のはじまり。歯科医にかからなければ問題が生じなかったのに、歯科受診を継続した事で、歯や顎が痛くなったり、鼻症状が出たり、神経症状が出たり・・と顎顔面頭頸部には様々な症状がでます。こうなると歯科医と縁が切れなくなってしまうのです。
ですから主訴(もっともつらい症状)だけを解決してもらい、歯科医からはすぐに逃げるのです。のらりくらり通院するよう指示する歯科医が多い。そして素直に従う患者が馬鹿を見るケース(私もそうでした)があってはならないのです。
もちろん、すべてがそんな歯科医院とは言いません。しかし悪徳歯科医院に当たる確率も高いわけなのです。それならば「触らぬ神にたたり無し」という精神で歯科医院から逃げるのがよいのです。余程信用できる知人が歯科医であるような場合を除き、歯科での定期健診も止める方が無難。得られる事よりも失う事の方が多すぎます。
失うものがお金だけならまだ許せます。しかし一度削った歯は元に戻りません。抜いた歯や抜いた神経もしかり。咬合関係が崩壊すれば最悪です。どれも歯科医を受診していなければ失う事がなかった事です。歯科で賢い患者になるためには、歯科医の言いなりにならずに自己主張する事だと考えます