アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎といった慢性疾患の症状は辛いです。これらは発展途上国ではほとんど見られないと言われています。日本国でも戦争中がしかり。ですからアレルギー疾患というのは現在における贅沢病だと言うヒトも居ます。
アレルギー疾患の原因として、幼い頃から冷暖房完備の屋内で大切に育てられたという環境・・・これで常に副交感神経が優位になっている状態なのです。それ自体は良いことです。リラックスしている時、副交感神経が優位。血圧や心拍が抑制され、消化管の働きが活発になります。。
ところが、普段からあまりにリラックス神経が優位であると、少しの精神的ストレスで身体は悲鳴をあげます。それがかたちになったのがアレルギー症状なわけです。これは口腔領域でも例外ではありません。普段、副交感神経が優位であり、少しの刺激(精神的ストレス)に過敏の反応する例として、顎関節症や舌痛症といった原因不明の疾患があげられるように感じています。(これらも発展途上国では少ない)
副交感神経優位な体質のヒトはリンパ球が多く、癌や感染症が重症化するヒトが少ないです。同様に顎関節症や舌痛症で訴えの激しいケースでは慢性的な口内炎が少ないように感じています。アレルギー体質というのは身体には理想・・・というのは極論かもしれません。しかし免疫学的に考えてやはり「良い事」と言えそうな気もします。
アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、顎関節症、舌痛症、どれも症状は辛いわけですが、生命への危険も直接的にはないわけです。(重症化したアトピー性皮膚炎だけは別、という場合もあるかもしれません)それゆえにアレルギー体質の改善を対症療法(薬剤)に頼る事に私は抵抗があります。体質改善を目的に東洋医学や代替療法も取り入れ根本解決する事が肝要だと考えます