歯科での失敗 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

私の持病、慢性歯性上顎洞炎の原因が上の奥歯を神経処置した時に術者(歯科医)の不注意で奥まで器具を入れすぎ上顎洞(鼻腔の横の空洞)を穿孔(せんこう=穴をあけること)された事なのです。これで一生、蓄膿症の症状との付き合いです

 

考えてみれば他にも小さなミスは色々ありました。根管治療に用いる次亜塩素酸ナトリウムという劇薬を口腔内に誤って落とされて舌を火傷した事もひとつです。舌の一部が変色し相当な激痛を伴いました。もう30年近く前です。もちろん歯科医は謝りません。それどころか、カルテには私に口内炎があったかのように記載され火傷に対してステロイド軟膏が処方されたのです。全く酷い話。

 

さらには歯科大学病院でクラウン(銀歯)を被せた歯が痛んだ時、1年目の若い歯科医には処置ができません。本当は銀歯を外して根管から膿を排出する必要がありました。しかし自信がないから手を出しません。そして銀歯を上から削って、かみ合わせを調節するだけ。そんな事で激痛から解放されるわけありません。セフェム系の抗菌剤を処方されます。私は納得できないので「セフェム系、というかβラクタム系の抗菌剤にアレルギーがある」と申し出ました。

 

「今回は飲んでも問題ない」なんとこのように言われたのです。恐ろしい話です。無知は罪悪だと感じました。私なら別の系統の抗菌剤を処方します。しかし当時歯学部の学生でしたから抗議もできませんでした。

 

このような経験から私はなるべく歯科に近づかないようにしています。器具の滅菌消毒の不安もありますからできるだけ歯科受診しません。それゆえにいつも書いているように口腔内のセルフケアが重要になってくるわけなのです。まさに自分の身は自分で守る、という感覚なのです