喫煙率と肺癌 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

先週末に本屋さんでとんでも健康本を見つけました。「喫煙率が低下しているのに肺癌は増加している。だから肺癌の原因はタバコでない。」「現にタバコを吸い続けるヒトで長寿者も多い。タバコでストレス解消になり、それが免疫力を高めている」

 

滅茶苦茶な理論だと思いました。特に前者にはつっこみどころが多くあると考えました。すると、日曜日の昼間のテレビの討論番組でも、この話題が出ていたのです。

 

タバコは肺癌、喉頭癌、口腔癌、他多くの消化器系の癌の原因となっている事は事実です。タバコに含まれる有害物質と発癌の相関関係も証明されています。では何故、このような妙な理屈が世間に出回るのか・・・。

 

タバコを吸ってもすぐに肺癌にはなりません。逆にタバコをやめてもすぐに肺癌のリスクは消えないのです。ですから、飛躍したとんでも本がでるのではないか?又肺癌を見つける診断の精度が近年高くなっているため、数字として肺癌のヒトが増えていることも考えられます。

 

(又、この話題については色々と考察していきたいと考えています)