歯科医療事故で死亡 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

先ほどテレビを見ていると、2歳児が小児歯科医院で歯科治療のために局所麻酔をかけた直後に急変。数日後に低酸素脳症で死亡したとありました。

大人の場合、歯科にはなるべく関わらない事が大切だと私は考えています。しかし小児は別。乳歯の虫歯の進行は早く、症状も激しいのです。ですから歯科医に頼らざるを得ません。この場合小児の診療経験が豊富な歯科医がよいのですが、今回のケース小児歯科医だったようです


局所麻酔時の事故とのことですが、おそらく浸潤麻酔という歯肉にチクりと麻酔薬を注入するだけの簡単なものだったはずです。そして麻酔薬も大人と同じ成分だと思います。2歳児に麻酔?と思ったので、手元の小児歯科学と歯科麻酔学の教科書で調べたところ、禁忌事項には挙げられていません。

しかし虫歯の進行を抑える処置にとどめ、(おそらく)泣き叫ぶ子供に注射など本当にすべきか?基礎系出身の歯科医である私にはわかりません。

これは麻酔薬の中毒かアレルギーの場合も考えられますが、何らかの原因で気道閉塞を起こした可能性もあります(報道は必ず正しくありません)あるいはもっと基本的な注意義務を怠っていつ事も考えられます

亡くなったお子さんとご家族がお気の毒。虫歯治療で命を落とすなんて・・。やはり歯科は怖いと感じました