若い頃に学会会場でエライ先生の症例報告を聴いていると、会場の最前列に座っている主のようなもっと偉い理事の先生が揚げ足を取る質問をして演者をいじめます。(私もいじめられました)例えば「都合のよい症例を意図的に集めたデータだとおもいますが、そのあたりのお考えを具体的にきかせていただきたい」とマイクで大声でどなります。この時点で演者はオドオドされます。私も同じでした。
ですから、演者の先生は「その点については共同演者の●●教授から回答していただきます」と逃げるのがセオリーでした
何故このような懐古談を書くのかと申し上げますと、事象は違うのですが、同じような思いをする事が多いのです。大型書店の健康本コーナーに行くと過激なタイトルでヒトを煽るような本が多いのです。これはおそらく「炭水化物が人類を滅ぼす」「ケトン体が人類を救う」「傷は絶対に消毒するな」といった良書に影響だと考えます
しかし内容が幼稚で(上記3冊と比較すらできないレベル)、私ですら矛盾に気づくような内容の書籍に過激なタイトルをつけるとどうなるのか・・・ヒトは間違った表現を信用してしまいます。これはテレビの嘘健康番組と通じ合うように思います。
声が大きい意見=過激な表現が勝のではなく、正しい事を正しくおっしゃるヒトが勝べきです。ちなみに上記の3冊は絶対にお勧めです。医療に無関係なヒトにも読んでいただきたいとおもいます。即役立つ内容だからです
(活字になる=テレビで専門家が言っていた=学会会場で偉いヒトが大声で反論していた。これらは嘘も真実になってしまうのです。)