炎症を考える | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

結膜炎、咽頭炎、喉頭炎、気管支炎、肺炎、胃炎、腸炎、肝炎、膀胱炎・・・炎症はあらゆる部位に生じるわけです。経過により急性、亜急性、慢性と分類されます。原因の多くは微生物(細菌、ウイルス、真菌等)です。もっとも病原微生物以外にも原因があります。例えば打撲によって腫れて痛むのも炎症の一種ですから。

歯科領域でも炎症あります。歯髄炎、歯肉炎や口内炎といった不快な症状が出た場合に一刻も早く症状を消そうとするヒトがほとんどです。

発赤、発熱(熱感)、腫れる、痛むというのがすべての炎症での共通した症状です。逆にこのような症状がみられた場合に炎症が生じたというわけです。

炎症が生じる原因となるのが微生物だった場合、それを感染症といいます。そして病原微生物自体は悪です。排除する必要があります。しかし赤く腫れて痛く発熱があるという炎症症状は悪ではありません。身体の防御反応なのです。ですから症状を受け入れ自身の防御反応(症状)に感謝すべきだと考えています。

そのほうが身体は細菌等と活発に戦って(細菌を貪食する=免疫力が高まる)くれて回復が早いように思います。対症療法薬にすぎない抗炎症剤を服用するのは逆に治癒を遅延するように常々感じます