ハエ | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

週1回の長距離通勤の時、帰りに漁港がある街の店で呑む事が楽しみです。毎週ではないのですが、地魚でビールをグビグビっとするのが心地よいわけです。昨日も行きました



古いですが白木のカウンターはピカピカに磨かれとても清潔な店があります。客人が誰もいない店内で板前さんが2人無言で仕込みをしています。店内、良い意味で張り詰めた空気で満ちていました。旨いものがいただける雰囲気です



何度目かですから、板前さん2人も覚えておられるようで、黙っていてもビールと薄いグラスが出てきました。そして目の前には大きなマグロの塊があり、切り分けておられます。思わず声がでました。和歌山県産の生まぐろとのこと。



大トロ、中トロ、そして赤身を少々。見事なアブラです。綺麗にサシが入っていて久しぶりにいただく旨いマグロだったのです。扉は開けっ放しなのですが、時間が早いためか客は誰も入ってきません。そのかわり大きなハエが1匹ご来店です・・・。



私の皿、大トロ、中トロは食べ終えて赤身が2キレと刺身ツマが残った状態です。ハエは刺身の上で止まったのです。一瞬の出来事でした。板前さんも見ています・・。(しかもハエはすぐに動きません)



私は赤身を食べる事を放棄しました。仕方ありません。すると板前さん2人が自身らの責任であるかのように心から謝られます。私は刺身にハエが止まったのは誰の責任でもないので、全く気になさらずに・・・と返したのです。それでも和やかだった店内に妙な空気が流れました。単なる頑固な職人さんだと思っていた二人の男性に親近感をもったわけです



品書きに値段の無い店です。帰りにお勘定をすると相当安くなっていました。しかし詳細がわからないので言うわけにはいきません。ハエ1匹に対して最後まで誠実に対応された店、これからも行きたいなと思いました