雷 | we85のブログ

we85のブログ

糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

梅雨末期には雷が多くなってきます。私は苦手なのものひとつです。雷が鳴ると異常な程の身の危険を感じます。屋内に居てもです。これには大きな理由があります。



若い頃、北アルプスの蝶ヶ岳への夏山登山に行きました。山頂付近で天候が急変し、雷が鳴りはじめたのです。山での雷の怖さは想像を絶するのです。地面を這うように雷が暴れます。近くに落ちている様が実際に見えています。このような状態は山特有の現象だと聞きました



山のベテランが私たちに指示します「ベルト、荷物を身体から遠くに離して地面に横になるように」と。立って歩いていると、高いところに落ちるそうです。ですから山での雷では横になって姿勢を低くするのが大原則だそうです。石だらけの濡れた地面に寝るのは苦痛です。しかし命を守るためには仕方ありません。



尾根伝いに雷が這うのが見え、とどめの稲光が見えたと思うと地響きがしました。そして、それでおさまったのです。わたしたち一行は怖さで誰も言葉を出す事もできませんでした



山小屋に戻ると、雷による死者もでたと大騒ぎでした。山の怖さ、雷の怖さが忘れられない私は2度と山に登ることはなくなりました。そして今でも雷が鳴ると恐怖はよみがえります。


それでも久しぶりに山に行きたいな、と矛盾した事を考えてしまう時もあります。きっと恐怖感が消えていっているのでしょう。しかし実際に山に登る事はないような気もします。体力の問題がありますから。(糖質制限で無理のきく身体になりつつあるので、登れるかなあ・・・)