歯列不正(歯並びが悪い)と、普通のヒト以上に加齢と共に歯周病が進行し続けます。歯垢増加因子の1つに歯列不正が挙げられいます。歯並びが悪いとケアも難しいわけです。
歯周病の治療は自身で行う口腔ケアが基本です。歯科医師による歯石除去や歯周外科手術、あるいは内服薬を継続してもセルフケアを怠ると悪化してしまいます。そして最悪歯を失い総入れ歯になってしまいます。又口臭や免疫力低下の原因になります。ですから歯列不正のヒトでは口腔ケアに工夫が必要です
①フロス(歯間ブラシ)を不正部に使用する場合、通常よりも丁寧に長く行います。すると疼痛や出血あるいは排膿がある場合も多いです。これが良いわけです。歯垢が取れている証ですから。又、唾液が大量の分泌されます。この段階でも舌苔もある程度取れます
②次に歯列不正部相当部歯肉に対して歯磨き粉を使用せずにマッサージします。この場合歯ブラシのヘッドが出来るだけ小さい物を使用します。これならば届きにくい場所のケアも可能です。
後は通常と同じです。
高度な歯周外科や小矯正(この場合保険適応)が必要な場合もありますが、目的は歯周病を直接的に治療する事ではなくセルフケアを助ける事が目的です
出来るだけ工夫をし歯科医療の世話にならずに歯周病を改善させたいものです。
もっとも、薬剤(抗てんかん薬、降圧剤)の影響で歯肉が増殖し、一見歯列不正のように見える状態の場合には歯肉切除しないとセルフケアできません。