9月12日、13日と歯周病について書きました。その中で、言葉の使い方に一貫性が無い事に気づきました。改めて説明(言い訳?)をさせていただきます。
歯周病と歯周疾患は同義語です。これには歯肉炎と歯周炎があります。前者は軽症。進行すると後者になります。これでは歯を支える骨の吸収があります。つまり、歯が抜ける場合があるのです。
話は少しそれますが、歯周炎には辺縁性と根尖性があり、ここで言う歯周炎とは前者だけです。後者は虫歯由来ですから(狭義の)歯周病とは言わないのです。
歯槽膿漏というのは死語です。歯科界では現在使用しません。しかし慣用的に用います。ですから私も歯槽膿漏と書く事があります。本来は歯周病、あるいは歯周疾患と書くべきなのです。
因みに虫歯も日本語で他の言い方があります。「う歯」「う触(うしょく)」です。検診では前者を使います。通常は言いません。
歯科特有の用語として抜糸を「ばついと」と言うのです。これは「抜歯」と区別するためでしょう。頭蓋骨を「とうがいこつ」と読むのも歯科だけです。医師や獣医師では「ずがいこつ」と言うようです。これは余談でした