起床時に口腔内が乾燥してネバネバした唾液があるような状態では口臭があるはずです。就寝中、唾液分泌量が低下し、細菌の活動性が高くなりますから当然の事なのです。生理的口臭(健康人でも生じる口臭)の一種です。
とはいえ避けたいものです。特に旅行等で人様と一緒の時には尚更です。起きてすぐに言葉をかわす時、「このヒト、口くさい」と思われたくないものです。そこで舌をチェックしてみます。
(#1)全体的にピンクで少量ながらサラサラ唾液が出ている場合、(#2)真っ白でカラカラに乾燥している場合
ほとんどのヒトは(#2)のはずです。この場合、歯ブラシに磨き粉をたっぷりつけて舌磨きをします。少々乱暴なくらいで良いでしょう。従来の歯科の考え方とは異なります。本当は推奨できない方法なのかもしれません。しかし効果が即でてきます。大量の唾液分泌がみられます。
舌を傷つけて、口腔内の良い菌を死滅さす恐れもあるので常の行うのは問題です。しかし旅行中という特別な場合や、新婚さんのように起床時口臭をどうしても避けたい場合には有効なのです。
(#1)では乱暴な舌みがきが必要ありません。このような状態で目覚める事が重要なのです。方法があります。就寝前の口腔ケアを徹底さすと起きた時の口腔内が綺麗です。フロス(歯間ブラシ)を用いて歯と歯肉の間を徹底清掃し、舌苔もやさしく歯ブラシでぬぐいます。この場合、はみがき粉は最後に少量でよいのです。
このように就寝前に大量のサラサラ唾液で満たされた状態にしておくと、健康人なら(#1)で目覚めます。結果を出す事は加齢と共に難しくはなりますが、就寝前の徹底した口腔ケアは必要なのです。免疫力を高めることにもなります
私自身、どうしても(#1)にならなかったのですが、糖質制限を開始してから、就寝前の口腔ケアが起きた時の良好な口腔環境につながるようになりました。