「検査で見つかる乳癌は進行も転移もしない=がんもどき。それなのに癌の疑い有りと診断されると精密検査を受けさせられ精神的苦痛を被る。又画像診断のための不要な放射線を浴びる。必要ない手術で乳房を切除される」
このようにあります。
ここで自分の頭で考えるため、癌の定義に戻ってみます。癌とは細胞がとどまることなく自律性に増殖し、発生した部位だけでなく遠隔臓器にまで飛んで増殖する病態です。
近藤先生は「進行も転移もしない」、と結論付けておられます。つまり検査で見つかる癌は「誤診」であるという事なのでしょう。転移しないと癌とは言えません。ですから検査による癌疑いはあくまで「疑い」に過ぎない、という事なのかもしれません。
健康診断や癌検診は治療の必要ない患者から疾病を引き出し、疾病をつくりあげるだけの無駄な行為とまで言い切られています。
例えば高血圧症や糖尿病の指標であるHbA1Cの正常値は何度も変更がありました。これもうがった見方をすれば病気をつくりあげるための行為とも言えなくもないです。しかし自覚症状が無い糖尿病を検診で発見し、生活習慣を変えることで糖尿病合併症を防げるのも事実だと考えます
同様に、乳癌も早期発見できたので、手術で取って命拾いしたという声も多いです。もっとも診断されたが故に不要な精査加療で命を落とされた方も居るとは思います。
近藤誠先生の大胆?な仮説を皆さんはどのように考えられるでしょうか。診断には個体差が大きいため一様に定義付けはできないのかもしれません。私が健康診断、癌検診を全否定される近藤先生の考えを全否定できないのには理由があります。
糖質制限を知る前には米やパンを食べないのは身体に悪い、と「常識」が邪魔して受け入れられなかったからです。しかし柔らかい頭で自ら考える事の大切さに気づいた今、もしかして「がんもどき」があるのでは?と思いはじめたからです。
この話は結論が出ませんので時々思う事を書きながら考えていきます