【歯科の話・歯科医院の選び方①】 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

歯科医師過剰時代の今、悪い歯科医は潰れていくというマスコミ報道を良く耳にします。しかしこれは嘘だと言わざるを得ません。


仮に潰れても場所を変え名称を変え歯科医業を続けているのが歯科業界です。又患者第一でなく儲け第一主義というような歯科医こそが成功している事実も一般的に知られていません。


具体的には今の保険制度に問題があるのです。ベテランの大学教授や専門歯科医が高度な技術をもって早く正しく処置するのと、若い歯科医が時間をかけて不手際は対応するのと診療報酬は同じなのです。さらに治療に失敗すると保険点数はどんどん上昇します。後者の方が良く儲かる場合もあるくらいなのです。


ここに目をつけた開業歯科医が大儲けをします。では、患者としてどのような歯科医院を選択するか、という事を考えたいと思います


①しっかり勉強している歯科医をホームページで探す

これは歯学博士、医学博士の有無ではありません。学位は研究の成果です。動物受験してペーパー書くのと診療経験とは全く別なのです。しっかり勉強している歯科医は「~認定医」、「~専門医」という学会のお墨付きをもらっています。経歴を見るとある程度わかるはずです。私立大学出身で国立大学大学院に行った事を強調したり、必要以上に学位がある事を訴えるのは疑問です。本当に良い歯科医は何も言わずに日々しっかり勉強しています。勉強が好きなのでしょう。その意味で歯学部以外の学部出身(文系学部でも)で、歯学部に入学しなおした経歴の先生には「当たり」が多いように思います。これは私の同級生を見て感じています。


②40代、50代の女性歯科医を探す。

これも何とも言えない面もあるのですが、24歳(大学院終了なら28歳)で卒業

して経験を積むには40代が理想です。もっとも留年を繰り返し30代後半に歯科医師免許を取ったり、大学の基礎系講座に在籍していた方が出世出来ない事で見切りをつけ、開業される方も居ます。ですから年代で探すにはいささか乱暴なのかもしれません。一応参考になります。又これは医療に限らないのですが、男性より女性の方が儲けよりもヒトの気持ちを大切にする「プライド高い」専門職が多いように感じます


③長時間診療の歯科医は避ける

最近では朝9時から夜9時まで診療、日曜診療を宣伝している歯科医院も多いです。しかしこれでは丁寧な対応を期待できません。どうしても保険点数にばかり目がいってしまいます。又疲れが慢性的にたまった歯科医が多いはずですから好ましくありません。やはり昔からのスタンスで診療されている歯科医院が安心です。歯科医を複数使って手広くしている歯科医院よりも祖父の代からような続く個人医院の方が安心なのです


④立派すぎる建物の歯科医には注意

インプラントをメインにするチャペルのような建物の歯科医院も増えました。しかし問題ある所も多いです。ネットで歯科医院を検索して「歯科医師募集」を常にかけている医院が多いのもこのタイプです。歯科医師募集を常にしているのは環境が悪く歯科医が居つかない事が考えられます。建物が立派な歯科医院では相当借金している事も考えられます。過剰診療をされる危険もあるのです


次回は実際のケースを通して考えてみたいと思います。