今日は、大明寺で行われた「食の安全を守る人々」の映画上映会と懇親会に参加しました。
ふだん購入している多くの食品に、ゲノム編集されたものや農薬の残留値の高いモノが出まわっている。
遺伝子組み換え、農薬の大幅な規制緩和などで、食の安全が想像以上に脅かされている現状が突きつけられる映画でした。
冷たい雨と強い風の吹く生憎の天気でしたが、食の安全を真剣に考える多くの方が集まりました。
不耕起栽培、無農薬で、化学調味料を使わないオーガニックな菜食弁当を食べながら、皆さんから有意義なお話が聞けた充実した懇談会でした。
私が3月定例議会で行った代表質問に於いて、上地市長に有機農業についての所見をお伺いしましたが、
「有機農業はこれから広がっていくべき大事な分野だと思っているが、行政が主導して進めていくべきモノだとは思っていない。」
「有機農業は一人の生産者だけがやってみたいと思っても、害虫やそれに対する農薬の使い方などの関係から周りの生産者からの賛同がなければ難しいという課題がある。」
「有機野菜に対する消費者の理解やニーズがまだそれ程高くない」事や「農家にとっては収穫量が少なくなるために所得が安定しない」という懸念がある。市としてどのようなことが出来るか引き続き検討していく。とのご答弁でした。
今日集まった方々は、有機野菜に対する理解やニーズが高い方ばかりでした。そうした「エシカル消費」を心がける責任ある消費者の方々と力を合わせて、よこすかの食の安全を守っていけたらと思います。
主催者の皆さんと記念のワンショット。
新聞紙に包んで持っているのは、有機農園sho-farmさんのネギとブロッコリーです