サッカーの読み方
主に海外サッカーのコラム、ニュースを取り扱ったブログです。

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セリエA、ユベントス他の処分が軽減

セリエA、ユベントス他の処分が軽減
サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)の不正問題で、同国サッカー協会規律委員会が処分を科した4チームの上訴審判決が25日発表され、ユベントスの2部(同B)降格は変わらず、フィオレンティナとラツィオは降格処分が覆され、セリエA残留となった。 新シーズンはユベントスがセリエBで勝ち点17を減点されてスタート。フィオレンティナは同19、ラツィオは同11、ACミランは同8を引かれてセリエA開幕を迎える。欧州CLはインテル・ミラノとローマが本戦から、ACミランとキエボが予選から出場する。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20060726-00000001-kyodo_sp-spo.html
結果、以下のようになりました

フィオレンティーナ:セリエB降格+減点→セリエA残留+来季勝ち点19減点
ラツィオ:セリエB+勝ち点減点→セリエA+勝ち点来季11減点
ACミラン:セリエA+勝ち点15減点+昨季の勝ち点44減点→セリエA+勝ち点8減点+昨季の勝ち点30減点
ユベントス:B降格+2シーズンの優勝取り消し+来期勝ち点30減点→B降格+来季勝ち点17減点

余波:
・フィオレンティーナ、ラツィオはセリエAに残ることになりました。
・ミランの昨季のリーグ戦での獲得勝ち点は58になり、セリエAを3位で終了したことになりました。よって来季のチャンピオンズリーグ予選3回戦から参戦
・ユベントスの降格は変わらず。ただし、勝ち点のマイナスが17に。

来季ユベントスの復帰の条件を考えてみます。


勝ち点マイナス17からのスタートということは5勝2分の大差を付けられて最下位での開幕ということ。
昨季の場合、自動昇格圏の2位はカターニャで勝ち点78。これを目安にするなら、マイナス17ということは勝ち点95が自動昇格に必要な勝ち点ということになります。
42試合で31勝と2分け分の勝ち点が必要になってきます。

ちなみにもう一つの昇格枠(3チーム昇格なので)は3位から6位のプレーオフによって争われます。
去年の6位はブレシアで勝ち点は56。

戦力ダウンをどの程度防げるのか、これがユベントス昇格へのキーとなるのは変わらないようです。


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デル・オルノ、ダフがチェルシーを離れる

デル・オルノがスペイン復帰、バレンシアへ
チェルシーの左サイドバックであるDFデル・オルノはロンドンを後にし、スペインに戻ってバレンシアでプレーすることになった。バレンシアはロマン・アブラモビッチのクラブに750万ユーロ(約11億円)を支払ってデル・オルノを手に入れ、22日に公式サイト上で獲得の発表を行った。 アスレティック・ビルバオで5シーズンを過ごし、昨年の夏にチェルシーに移籍したデル・オルノ。しかし、イングランドでのプレーはわずか1年間で終えることになった。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20060723-00000017-spnavi-spo.html
指揮官の期待にこたえられなかったデルオルノが一年で去ることになりました。これで左サイドバックで頼れるのはガラスだけに。=大きな補強があるはず。
さて、
ラームなのか、
アシュリー・コールなのか(ちょっと難しそう)、
はたまたまさかR.カルロス?

でもR.カルロスはモウリーニョが好まない選手に見えるのですが。
ラームor他の実力者になることを期待してます。

ダフ、ニューカッスル移籍に同意

UEFA.com によればニューカッスル・ユナイテッドFCが、チェルシーFCのアイルランド代表MFデミアン・ダフを獲得する見通だそうです。ダフは移籍に同意しており、健康診断に合格すれば正式に移籍が成立する。とのこと。

現行の4-3-3でのウィングは昨シーズンJコールとロッベンが務めていました。
ダフがいなくなると、この二人のほかには、ライト=フィリップスとサロモン=カルーというなんとも言えない(?)面子になります。
一つのポジションに二人の名選手、という意向を叶えるためには、更なる補強が必要になりました。
(4-3-3のままなら、ですが)

チェルシーの動向は更に注目していこうと思います。





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来期の注目リーグは、リーガ・エスパニョーラとセリエB!?

クラシコ



来期の注目リーグはリーガ・エスパニョーラとセリエBになるかもしれない。


移籍市場を見て行くと、どうやらリーガ・エスパニョーラが活発に動いている。

レアルマドリー、バルセロナを始め、ビジャレアル、アトレティコ、ヴァレンシアが他リーグの選手を積極的に獲得している。

ちなみにレアルはユベントスから獲得したカンナバーロ、エメルソンの他に、リバプールのシャビ・アロンソ、リヨンのエリック・アビダルなどの獲得に動いている様子。



このまま市場で獲得を続けると、リーガ・エスパニョーラは大混戦になるかもしれない。


上記チームの現在の移籍

レアル      カンナバーロ、エメルソン

ヴァレンシア  モリエンテス、デルオルノ

バルセロナ   グジョンセン、テュラム、ザンブロッタ(内定)

ビジャレアル  ニハト、ピレス、カニ

アトレティコ   アグエロ、カストロ、ペルニア、セイタリディス、コスティーニャ


補強だけでなく、チーム作りがうまく行かないとビッククラブでさえ足元をすくわれかねない。



また別の意味で注目なのはセリエB。


こちらは降格してくる3チームが勝ち点のペナルティを受けているため、混戦は必至、最悪C1落ちだってありうる。特に、チームの主力を放出してしまったユベントスの戦力が気になるところだ。




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12番目の選手

サッカーは11人の選手で戦うものではない。
よく12番目の選手と評されるサポーターの存在なくして、勝つことは出来ない。イングランドではフーリガン(ただ暴れたいだけの人は除く)などの熱狂的ファンが多く存在する。有名な話だが、スペインのバルサにはソシエというものがあり、ファンがバルサの総会などに参加して会長選などの重要決議に参加する。彼らの目は肥えているし、練習試合、草サッカーでもふがいないプレーをする者には容赦ないブーイング、いいプレーをする者にはその場で素直に賞賛を送る。
さて、先のワールドカップ、ブラジル対ガーナ戦、ロナウドが不調なのをみて観客が「ロビーニョー」コールを始めたという話がある。ロナウドはその後、一点を決めることでファンのブーイングを抑えたという話だ。
では、日本対オーストライア戦、不調なFW陣を変えるようなコールが起きただろうか。スタジアム内にはひたすら出ている選手を応援するコール、決まった応援のコールがこだましていた。控えの選手の名前をいうようなコールが起これば出ている選手は危機感を感じていいパフォーマンスを残せたかも知れないではないか。


テレビではドイツワールドカップを見にきた日本人がインタビューを受けていた。「会社を辞めてきました。」「苦労してチケットを手に入れて来ました。」お祭り騒ぎなのもいいし、攻めることはできない。だが肥えた目とそれを発散する方法を見習ってほしいものである。








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カンナバーロ、エメルソンがレアルへ

ファビオ・カンナバーロとエメルソンの移籍に関してユベントスとレアル・マドリーが合意。

レアルが発表を行った。ジャンルイジ・ブッフォンとパベル・ネドベドのユベントス残留が発表されたこの日、チームを出て行く選手も明らかになった。カンナバーロとエメルソンはレアルでファビオ・カペッロ監督に再会する。合意の発表はレアル・マドリーの公式サイト上で行われた。レアルは18日の時点でザンブロッタ、カンナバーロ、エメルソンの3人に3000万ユーロ(約44億1000万円)のオファーを提示していたが、3800万ユーロ(約55億8600万円)を要求するユベントスはこの金額を安過ぎると判断し、オファーを断っていた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000016-spnavi-spo

レアルマドリードは長年問題視されてきた中盤センターの補強に成功した模様。
エメルソンはカペッロの秘蔵っ子。ユベントス時代もカペッロはフロントにエメルソン獲得を要求して獲得した経緯がありますし、今回もカペッロが要求したんでしょう。
 正真正銘のセンターハーフを獲得できたことはベッカムにとってもかなりの追い風。これで中に絞ってディフェンスに加わる時間が少しでも短くなれば彼の持ち味が発揮されます。
ウッドゲイト、サムエルなど散々補強に失敗してきたCBのポジションの補強も同時にしました。
エメルソン、カンナバーロの補強によって、カシージャスに頼りっきりの現状が改善されるか。



テュラムとザンブロッタはバルセロナ移籍目前

ユベントスの選手放出は続く。リリアン・テュラムとジャンルカ・ザンブロッタはバルセロナへの移籍が目前に迫っている。バルセロナの派遣したベギリスタインとフェラン・ソリアーノがトリノを訪れ、ユベントスのロベルト・ベッテガ、アレッシオ・セッコと会談を行った。交渉はうまくいったようだ。ワールドカップ決勝を戦った2人(テュラムはフランス、ザンブロッタはイタリア)を手に入れるため、バルセロナが支払わなければならない金額は約1700万ユーロ(約25億円)。レアル・マドリーがエメルソン、カンナバーロ、ザンブロッタの3人に対して提示した3000万ユーロ(約44億1000万円)よりも、こちらの方がユベントスにとって魅力的なようだ。だが、テュラムに関してはまもなく正式決定を迎えそうだが、ザンブロッタに関してはレアルやチェルシーのさらなる動きを待つ必要がありそうだ。ミランへの移籍を優先的に考えると表明しているザンブロッタ本人を説得することも必要となる。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000013-spnavi-spo

マルケスが2010年まで契約を延長したことに加え、テュラムも加われば万全の守備体制になります。しかしながら、スタメン争いはフィードに優れたマルケスが有利か。ちょっともったいない・・・。
チェルシーとバルセロナとの争奪戦になるなら、ザンブロッタに関して言えばチェルシーに分があると思います。バルセロナには左右にオレゲール、ベレッチ、ファンブロンクホルスト、シウビーニョと違う特性を持ったタレントがいる一方で、チェルシーはアシュリー・コールの交渉が進まない状況。両クラブのモチベーションと資金面を考えるとチェルシーに移籍する可能性の方が高い。

とおもったらザンブロッタも確定したようです。争奪戦にはならなかったようですね。
(7月22日追加)



現在のユベントスの選手の動向です。

ジャンルイージ・ブッフォン→残留
ジャンルカ・ザンブロッタ→バルセロナ?レアル?チェルシー?
リリアン・テュラム→バルセロナ?
ファビオ・カンナバーロ→レアル(確定)
エメルソン→レアル(確定)
パベル・ネドベド→残留(確定) モナコという噂はどこに?
マウロ・カモラネージ→リヨン?
アレッサンドロ・デル・ピエロ →残留(確定)
ダビド・トレゼゲ →リヨン?
アドリアン・ムトゥ →フィオレンティーナへ 交換にボイノフを獲得



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W杯から見る近代サッカーの展望

優勝

今年のW杯は、思いの外波乱が見られなかった。あるとすればコラーを怪我で欠いたチェコ、そしてなんと言ってもブラジルだろう。そんな中、優勝したイタリアにどんな勝因があったのだろうか?お国事情でメンタル的な要素もあるのだろうとは思うが、今回一切立ち入らない。

イタリアは、両サイドをを高く保ち、中盤を厚し、主導権を握る戦術。守備偏重と言われながら、ディフェンス陣の押し上げ、ピルロを経由し次々と後続の選手を上げて行く攻めは見事だった。ザンブロッタ、グロッソを中心にサイドを往復し、ガットゥーゾら中盤の汗かき役が、ピッチをところ狭しと駆け回った。

リッピの采配は大胆かつ的確で、トッティなどタレント性に依存しないチーム作りが新生「アズーリ」見事に作り上げた。

今大会で特に目立ったのは、中盤の厚みと、組織ありきの攻守であろう。
攻守ともに数的有利を如何に作るかということで、中盤や前線の選手には、技術よりも、スピードと運動量が求められていた、また、ミドルシュートが多かったのは最終ラインまで崩せていない証拠だろう。

4-5-1(4-3-2-1)や4-4-2、4-3-1-2のように個の力を極力使わない、
この組織重視の戦い方が、新たなトレンドになって行くのではないだろうか。
そしてこういうサッカーの中で、チャンスを物にするストライカーの価値が跳ね上がって行くのかもしれない。


対ウクライナ戦のフォーメーション
アズーリ


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運営者追加のお知らせ

ムラカミ以外にも運営者が増えることになりました。

メリットは、視点が増えること
       更新
       互いの得意分野や好みのチームが違うことでブログの情報が多くなること
が考えられます。

これからも「サッカーの読み方」をよろしくお願いいいたします。





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イタリアサッカー、審判問題の根幹にあるもの~審判指名責任者制度

WSDより、面白かった記事から引用。
といっても自分なりにかなり省略させてもらいます。

モッジ


「イタリアでは、審判は審判指名責任者によって指名される。
審判は、指名責任者に評価されない限り、収入が減ってしまうことになり、指名責任者は強大な権力を握っていった。

99年から04シーズンまではそれまで一人だった指名責任者が二人になった。

当時、勢力が強かったユーベ、ミラン、インテル、ローマ、ラツィオ、フィオレンティーナ、パルマが二つのグループに別れ、それぞれの責任者(ペエルルイジ・パイレットとパオロ・ベルガモ)を推して譲らなかったためである。

審判は、自分のキャリアを壊さないために、ビッククラブに有利な判定を増やし、または不利な判定を少なくし、指名責任者にとって使いやすい人材となることが必須となっていった。」
引用終わり



99年からのスクデットをみていくと
99-00 ラツィオ
00-01 ローマ
01-02 ユベントス(最終節ではインテルが首位)
02-03 ユベントス
03-04 ミラン

とほぼ持ち回りでスクデットが決まっています。

優勝チームが決定されていた とするのは少々疑問ですが、少なくとも上位のチームが有利な判定を得ること(ファールを取られなかったり、終了間際にPKをもらうこと等)は考えられるので、それが勝ち点に影響を及ぼすということもあったのではないでしょうか?



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ブログ開設と目標とするブログ

WSD、ナンバー、WSKなど見てコラムがもの足りないと思ったことはないでしょうか?



比喩を多用した文章に酔わず(たまには文章に酔ってもいいのですが)、システマティックな、そしてメンタル面にも考慮したコラムを自分で書いてみたい。






スポーツ新聞をみて突っ込みを入れたことはないでしょうか?



日本人に対する偏った報道を第三者的な目線で冷静に分析してみたい。





そう思ってこの「サッカーの読み方」は誕生しました。




名前の由来は、文章からサッカーそのものを「読める」コラムを目指すという意味でつけました。

またサッカーを違った見方でみる(よむ)という意味も込めています。

google検索で一件しかかからない言葉なので、件数を伸ばすことで知名度の指標になるだろうとも考えました。





目指すブログはmajestic blueさん のような深いコラム

          dorogubaさん  のような時事ニュース+オリジナリティーのある考察

目標が高すぎですね。笑

オススメなブログやHPがありましたら是非教えてください!



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