こんにちは。
史上最速で梅雨明けした関東地方。
台風の影響が心配されますが、お天気が回復すれば
七夕には、東京でも星空が期待出来るかもしれませんね~
ところで、七夕と言えば・・・
「道教」が由来となっている事をご存知でしょうか?
道教の伝説が、日本に渡って各地に広まり、様々な形に変化して
現在のようになったのだそうです。 日本の風習や季節の行事が
中国から入ってきた例というのは多いようですね。
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今月のおすすめ書籍
➡ 「仙人列伝」も、道教の仙人のお話です。
今までは、道家道学院内の限定販売でしたが、今回、一般販売となり、皆さまにもご購入頂けることになりました!
著者:早島正雄
定価(税抜): 10,000円
出版社:日本道観出版局
日本でも有名な仙人、また漫画にも登場した仙人の名前も出てきます。
『仙人列伝』は、中国が宋の時代、張君房という人の編纂した
『雲笈七籤(うんきゆうしちせん)』という書物の最後にある
仙人の伝記だけを抜き出して翻訳したものだそうです。
筆者、早島正雄が以下のように説明しています。
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『雲笈七籤』は、道教好きの皇帝、真宗(しんそう)の命令にもとづいて、張君房が、宮廷所蔵の道教関係の書物を、四千五百六十五巻に整理したとき、さらにその中の重要なところを抜き書きして、百二十二巻にまとめたもので、「道教とは何か」を知るのに便利な書物である。
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──「道教とは何か」がわかる。
という部分が大変興味深いのですが、直接、宗教的な表現があるわけではなく神話のような、昔話のような、読み進めるうちに、ふと考えさせられるような内容になっています。
更に著者は、こういいます。
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翻訳にあたっては、何よりも分かりやすさを心がけ、そのため、時には
厳密さを犠牲にしたことも少なくない。
≪中略≫
異本や他言を参考にして字を改めたり、補ったりし、さらに日本人読者の理解の便宜を考慮して、思い切って意訳した。
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現代のタオイストが、現代の日本人に向けて、わかりやすく翻訳した
ハードカバーの大変貴重な本です。
中国の歴史に興味がある
道教を簡単に学びたい
仙人のお話が好きだ
このような方に、喜ばれる一冊です。
ご興味のある方、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
お買い求めは、道家道学院のオンラインショップ
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