〈詩〉眼中ナシ私はあなたが好き。あなたはあの子を見つめている。あなたの見つめるその先を横切ってみる。あなたの見つめるその先に立ってみる。目が合った。近づいてくるあなたはそのまま私を通りすぎてあの子のもとへと歩んでいく。あなたの瞳に私は映っていたはずなのに…私は透明人間なのかしら。私は透明人間なのかしら。「おーい」誰かが私を呼んだ。すぐさま目が合った。そう…アナタに私は見えているのね。