唯一祝ってくれるのは、キミだけだった。
手のひらサイズのドーム型のケーキにロウソクをたててバースデーソングを口ずさんだこともあったね。
会えない時だって、おめでとうの“声”は贈ってくれた。早くて0:00ちょうど、どんなに遅くても11:59までにはくれたね。
僕の言葉は心を100%映し出すことはできないから、いつもぶっきらぼうな「ありがとう」になっていたと思う。でもキミはそれに笑顔で返してくれた。僕が不器用だとわかっていたからかな?
キミがいる安心感、そしてキミしかいない不安感で戸惑うよ。
だけど、やっぱりおめでとうはうれしいさ。
来年もまた届けてくれるよね?
キミがいる限り、僕のバースデーに別れはないさ。
そう言い聞かせてもいいよな…。
なぁ、僕の声は届いてるか?そろそろ目覚めてくれ。