今年7本目の映画
ホリディのナンシーマイヤーズ監督作品と聞いてかなり楽しみにしていた映画です
3人の子どもたちを育て上げた母親であり、大人気のベーカリーを経営する
有名実業家でもあるジェーン(メリル・ストリープ)。
10年前に子どもたちの父親である敏腕弁護士ジェイク(アレック・ボールドウィン)と
別れて以来、シングルライフを謳歌(おうか)していた彼女だったが、
ある晩、息子の大学卒業式に出席するため滞在したホテルで……。
「恋するベーカリー」って邦題から勝手に爽やかなラブコメディーを想像してましたが…
ぜーんぜん違いました
旦那さんが若い女性と不倫して離婚
→ 10年たって今度はその元旦那さんと愛人の立場で「不倫」
ってすごいよ~~
かつてない、聞いた事ない展開です。
主人公が友達3人に懺悔するんだけど
「やったじゃない!まさに仕返しよ!!」って盛り上がるの…
女同士ってこわい!でも、だから女同士って面白い!
R15がついちゃうくらい下ネタ満載だし
麻薬吸うシーンがあったり(いいの??)ですが、嫌~な印象を与えないのが不思議です
俳優さん(女優さん)たちの魅力がカバーしているのかもしれません
ジェーン、というよりもメリルストリープが醸し出す雰囲気がステキで
人として美しいな~とうっとりしました。
新しい恋人、アダムがいう「年齢も君の魅力」という台詞がぴったりです。
アレックボールドウィン演じる元だんな様、登場のシーンはステキなんだけど
この人がも~~~~~う、完全ダメ男なの
スクリーンに向かって心の中で何度「ほだされちゃだめだ!」って叫んだことか!!!
元奥様&現奥様の両方とも不倫なんてとんでもない男でしょ???
でもなーんか憎めないキャラでした
振り返って考えたら不道徳極まりない映画なんだけど、
見終わった後はなぜか爽やかでほっこりしました
チョコクロワッサンが食べたくなるよ