今年、6本目の映画
6本目、と言っても以前見た映画の再訪です。
同じ映画を映画館で2回見るってはじめてかもしれません…
みてきたのはこちら。
ラブリーボーンです。
この映画、レビューを見てみたら賛否両論なんですね。
14歳で殺されてしまった女の子が家族を見守るファンタジーってきいて
ゴーストのような内容を期待して落胆してしまう人が多いみたい。
死後の世界の描写がきれいで、そこはファンタジー要素を感じますが
犯人の描写や息遣いは生々しいし(殺人や暴力シーンがないのが救い)
えてして明るい題材ではないし。
犯人をとっつかまえてすっきり!って話でもないしね…
私が惹かれているのは、14歳の女の子が、その目線で
自分がいなくなった後の世界を受け入れていく過程です。
14歳の頃の感受性なんて昔すぎて思い出すこともできませんが
映画を見ているうちに少しずつ、気持ちがきれいになっていく気がします
お父さんの趣味につきあってる、このシーンもなんだか好きだなぁ。
それにしても犯人役のスタンリートゥッチの演技がすごかったです。
演技と分かっていても恐怖を感じました。
プラダを着た悪魔のナイジェルと同じ人だとは到底思えません。
彼はこの映画から唯一アカデミー賞候補にノミネートされてますよね
DVDが出たらぜひ購入したいです