シンガポールでは、仕事ができる人=声が大きい | シンガポール~熱帯先進国から見る世界

シンガポール~熱帯先進国から見る世界

シンガポールで進出支援・会社設立・資産管理をお手伝いする代表者ブログ
常夏のシンガポールから、つれづれなるままにコラムをお届けしています

最近、打ち合わせや会議に出席することが多くなって
いますが、シンガポールでスムーズに仕事を進める
ために必要な能力、
それはズバリ「声が大きいこと」です

これは発声が大きいという単純な意味だけではなく、
シンガポールの人間はノーガードの議論の打ち合いを
好む人が多いので
自分の意見を通すためには声が大きくないといけません
少なくとも遠慮は美徳とされません

ただ頭が痛いのは、まったく理屈が通っていないこと
でもワーワーと言われてしまうので、カチンと来ます

しかしそこでめげていては
シンガポールでは生きられませんガーン
心を広く、声は大きく、というのが私の身に着けた習慣です

また私の経験上、しっかりと意見のある、男性より
女性の方が声は大きいです
シンガポールにおける女性の活躍は素晴らしいものがあります
どんなことでも自信満々に言い切れる器があります
それは仕事ができる人間の1つの能力です
(男は経営者以外、そんなに強気な人は多くありません)
ハタから見たらただの喧嘩にしか見えません。
しかし、仕事を進めるために必要な要素です


さて、日本の維新の会の橋下市長のツイッターを読んで
いると、今、完膚なきまでに反論を封じ込めています
あのような文章を見ると、こちらの文化に近いものを
感じます
しかし日本ではかわいそうとか、独裁者だなどと
反発を買うだろうということが容易に目に浮かびます

私は昔、日本の会社の会議に議論を持ち込んで
嫌われていたので、日本人はもっとオープンな
議論に慣れていくべきだと思います

皆様のまわりではどうでしょうかシラーサーチ

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※写真はイメージです