『海辺の生と死』  DVD 配信 | パサンジャーKのブログ

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戦争(太平洋)末期、舞台は沖縄か、南の島だ。島の女性教師と特攻隊隊長とのひと時の恋物語か。女性は教師というより先生といった感じ、生徒はほんの5,6名に過ぎない。父親は引退した元大学教授??特攻隊の隊長という青年はかつてその授業を受けたことがあったのか、その縁もあり、父娘の家を訪ねる。青年は陸軍に徴兵されるのが嫌で海軍に志願し、今はこんな小さな島へ特攻隊の隊長として送り込まれたのだった。彼は戦争は嫌いで、むしろ穏やかな文学者、研究者になりたかったようだ。二人は恋するようになり、明日をも知れない身ゆえに燃え上がる。

やがて青年が船で(ボートというくらいみすぼらしい)玉砕すべく出撃の朝がきた。先生は浜でそれを見送り、自決するはずだった(過去形)。

 

よくあるお涙頂戴という話かと思ったがそうでもない。はたしてその結末が良かったのか悪かったのか?

素朴な作りがむしろ新鮮だった。二人の恋の行方は・・・きっと・・・

 

★★☆☆☆