四国春合宿~1日目~ | WCC49代スクラップブック

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早稲田大学サイクリングクラブ(WCC)部員によるブログ。
自転車のことやクラブでのイベントなどを現役部員が綴ります。

こんにちは、副将&企画のMです。


みんなで話し合った結果、春合宿を1日ずつブログで書いていくことに決まりました。

そこで今回は合宿の1日目の様子を伝えていきたいと思います。




「起っ床ーーー!」

WCC部員の朝は早い。

日も出ないうちからテントの収納、朝食、パッキングを済ませなければならないからだ。

なかでもパッキングは至難の業だ。朝ともなれば当然寒いわけだ。それでも匠(たくみ)は手を真っ赤にしながらパッキングする。

なぜそこまでするのか?我々は匠に聞いてみた。

匠はこう語る・・・「もし物を落としたら後続を走っている人に当たるでしょ。そしたらその人は当然けがをする。けが人が出たら楽しいサイクリングも楽しくなくなってしまうでしょ。我々はあくまで楽しくサイクリングがしたいんです。だから起こりうる危険をできるだけ回避したいんです。パッキング落としは大罪ですから。」


なるほど。確かにそうである。

我々は大罪という言葉に一抹の疑問を感じつつ、匠の真剣さに感心した。


さてコースであるが、はっきり言って修行日ではない。

1日目は修行日というWCCの定説を今回の企画は崩し去ってしまったのだ。

これにはクラブ員も驚きの色を隠せないようだ。

さすが47代。俺流運営には驚かされてばかりである。


だが、コース自体は決して簡単なものではない。

早朝から4発連続のアップ。宇和島の街から一気に1100mも上るのである。

いくらなだらかな道といえど、これだけ登っているのだ、楽なはずがない。