昨年お世話になった元請けが閉社。

その倉庫片付けのお手伝いに行った折、倉庫の片隅、横桟にポツンと置かれていた「切り出し」を発見。

 

 ちゃんと「刃」も打ってあり銘も刻印されてある。

長年放置にも関わらず錆ひとつない。

その切り出しが私に「どや?俺を使う器量はあるか?」と言っている。

了解をいただきお持ち帰り。

 

 現在下記のを魚の〆や血抜き等に使用中。

これは商店街の文房具屋さんで見つけた子供用のモノ。

確か200円くらいだったかと。

鉄の一枚物で刃は打ち合わせてはいない。

釣行度に研ぎ直し、20年は使用しているので大分短くなってきているし、そろそろ予備も用意しておかねばと思っていた時なので、前述の「切り出し」の鞘を冬眠中に作ろ。

 

 プラン①

  紀州釣りの小道具はやはり「和風」、木製がよかろ。

 プラン②

  木製の加工が上手く行かなかったら塩ビ管25Aを熱処理してみよ。

 

 で取りあえずプラン①で。

ホームセンターにて厚み20㎜、幅45㎜の桐材購入。

釣り具店のバルサより遥かにお安い、400円弱。

 

 「切り出し」の収まり所を彫刻刀にて設け

木工ボンドにて接着し、固定。

握り部の2㎜径の穴は目釘用。

塗装前に同径の銅線を差し込む予定、これは団子杓にも設けています。

後は乾き待ち。

ただ、鯉口が少々ガバついており、ハバキを設けるのが上手く行くかな?

それさえ上手く行けば 後は手の空いた折にぼちぼちと。

 

②へとつづく・・・。

 

                   ねこ