おはようございます。
囲碁のタイトルマッチ、本因坊戦の第2局が鹿児島で行われ、大盤解説会に行きました。
今まさに、同じホテルの一室で勝負が進行中。
気持ちが乗ってきました。

解説は柳九段と中小野田九段。
柳さんは話題が豊富で本当にお喋り好き、お喋り上手で、とても楽しい。
中小野田さんは誠実なお人柄のにじみ出る、歯切れのよい解説。
聞き手は高倉梢アマで、テレビでしょっちゅう拝見している方です。
空気に溶け込んで、自然体で、間をあけずぴったりのコメントを次々言われ、さすがだ、と思いました。生は良かった。

午後4時から6時までの解説は、NHKの実況放送が入りました。
舞台の手前、映らないところに番組進行をリードする裏方さんが坐りこみ、ホワイトボードに書いては消したりしながら、次々指示を出していました。
とてもやりがいのある仕事かも。
ああ、番組って、こんな風になって作ってるんだ。

対局のほうは劣勢を意識した羽根さんが積極的な手を繰り出していましたが、 放送が終了した6時以降に渾身の技が出、土俵際あわや逆転、という展開になり、手に汗にぎり、プロの至芸を堪能しました。満足満足。ありがとうございました。