おはようございます。
霧島国際音楽祭の一環として、キリシマ祝祭管弦楽団公演が鹿児島市でありました。

ショパンのピアノ協奏曲第一番が演奏され、ソリストはポーランド人のクシシュトフ・ヤブウォンスキです。
かつてショパンコンクールで3位入賞されました。
とてもこなれた演奏、特に小さい音で弾く旋律が心に入ってきました。

指揮は鹿児島市出身の下野竜也さん、読売日本交響楽団の正指揮者です。
下野さんは私にとり3回目、すでにおなじみになり、体一杯の好演です。

CDを買い、サイン会の列に並びました。
前の女子が、「ピアノを弾く上で、一番気をつけていることは何ですか」と質問しました。
「ピアノは基本的に打楽器です。それをいかに歌わせるかです。いろいろありますが、あえてひとつ言うなら」
なるほど。

ヤヴウォンスキさんは満面の笑顔で、気持よくサインをしてくれ、握手。
「Thank you for your gentle sound. Very gentle.」と言いました。
伝わりました。
すっかり好きになりました。